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ベストオブジャッキー88選<パート2>

210504-47♪海外映画は基本、字幕鑑賞を推奨するが、ジャッキー映画は吹替版を強くお勧めする。ジャッキーと石丸博也さんの声は切っても切れないほど馴染んだ関係性だからだ。

プロジェクトBB

2006年公開。タイトルに「プロジェクト」が入っているが、プロジェクトAシリーズとは全くストーリー性のつながりを持たない。
ジャッキーが泥棒という悪役を演じる珍しい作品だが、途中から赤ちゃんの面倒を見るというほのぼの系映画。相棒のフリーパスや大家さんとのクスッと笑えるしょーもないやり取りが本作の見どころ。また、今作でも三菱車が多く登場するが、ジャッキーらがメインで使用していたのはスバル・ドミンゴというナックルカーブ級の変化球。老けたユン・ピョウが警官役で登場したのも印象深い。

ドランクモンキー 酔拳

ジャッキーといえば酔拳を思い浮かべる人もいるくらいの彼の偉大な代表作とも言える作品。ただの酔っ払いにしか見えない師匠とジャッキーが繰り広げる成長物語でスポ根とコメディが合わさった元祖ドラゴンボールのようなもので気兼ねなく楽しめる。
お笑い芸人の河本準一がよくモノマネしていた、お前に喰わせるタンメンはねぇ!のギャグは本作の無銭飲食シーンに登場する店員のもの。見どころはたくさんあるが、しかしあのジャッキーの暴食ぶりはアニメや漫画を彷彿させる名場面のひとつである。


Who Am I ?

特殊部隊として派遣されていた南アフリカで記憶喪失になったジャッキーが本来の自分を取り戻すために奮闘する若干シリアス要素多めの一作。カーチェイス、命知らずのビルから駆け降りるシーンなど息を呑むようなアクションが目白押しである。このあいだ椎名桔平と離婚した山本未來が凄腕運転テクを披露しジャッキーの助け役として登場。いまだにランエボⅣが値落ちしないのはこの映画が要因だと個人的に思っている。


<後記>
今回はここまで。ジャッキー映画は何度観ても面白い。少し厄介なのが2、3本を一度に鑑賞するとなぜか一日が終わってしまうのだ。それと自分もジャッキーのように何でも出来てしまう錯覚に陥ってしまう。まるで強くなれない酔拳を心得たように。

絹掛


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