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5/23 市川猿之助さんの事件の考察③ 命式詳解 今回の事件に至った算命学的要素、十大主星

昨日の続きです。
昨日は、命式詳解をとおして市川猿之助さんの「活躍につながった算命学的要素」について説明いたしましたので、
本日は、命式詳解をとおして「今回の事件に至った算命学的要素」について説明いたします。

さて、今回の事件から、猿之助さんの命式を詳解してみた方は多くおられると思いますが、
後から振り返れば必然であることも、
予めそれを予見することの難しさ、というのを感じた方もおられるのではないでしょうか。

けれど、実際には、猿之助さんには、
昨日挙げたような活躍につながる要素とともに、
派手ではないものの、算命学の基本において学ぶ、小さな「苦しい」といわれる要素もまた数多くあり、

そういう小さな「苦しい」といわれる要素に気づいていた方であれば、
「やはり」と感じたのではないかと思います。

小さな「苦しい」 といわれる要素というのは、
算命学の基本において学ぶものの、
「これくらい大したことではないよね」と、素通りされがちな要素、
あるいは「これはむしろ“良さ”なんじゃないの?」と誤解されがちな要素のことを指し、

今回の件を見れば、
そうした、人によっては素通りするような要素、
あるいは、基礎・基本を軽んじて安易に、そして勝手な解釈・誤解の先に、無視してしまう要素というのも、
積み重なれば、今回のような相当に苦しい事態となることもあることが分かり、

その意味で、
算命学における基礎・基本において、「苦しい」といわれることというのは、
たとえ、些末な要素に見えたとしても、蓄積されれば重大な事態になるので、決して軽視すべきではないことが確認できるのではないかと思います。

算命学の学びというのは、一見単調に見えることの積み重ねにこそ理解の妙があります。

これはつまり、これまで、多連変化100通りとか、
人体星図の各方位の相生相剋比和の25通りとか、
頭の良い方であれば多少、単調に感じるようなことをチクチクと説明してきていますが、

そういうチクチクとした単調に見える知識を軽視することなく読み飛ばすことなく学ぶことが、猿之助さんの今回の事件のような事態を、事前に察知す・予見する算命学的感性につながるのだということです。

さて、前置きが長くなりましたが、
今回の事件に至った算命学的要素から説明いたします。

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