嬉しい言葉【社会福祉士養成】
先日、サービス担当者会議のため、本人宅前で待っていると見たことのある人がこっちへ向かってきました。
「衣笠さん、わかりますか?」
そりゃわかりますとも。
その女性は、私が7~8年前に社会福祉士の実習担当をしたAさんでした。
引き継ぎケースであったため、前任より担当者の名前は聞いており、
「どこかで聞いたような・・」と思っていましたが、
まさかまさか。
Aさんも私の名前を聞いて、衣笠であることは認識していたようで・・。
(あんまりいない名前ですしね)
担当者会議終了後、少し話をしていました。
Aさんは実習終了後、社会福祉士を取得。
福祉用具事業所で頑張っておられました。
「いつか衣笠さんと一緒に仕事がしたいと思っていました。」
本当かわかりませんが、そんな風に思ってくれて、
覚えていてくれたことは純粋にうれしかった。
実習についても、楽しかった・たくさんの学びがあったと話してくれました。
社会福祉士実習は、大学生の貴重な時間を使ってこられます。
今後の社会福祉士養成を考えるうえで、とても大切な時間ですし、
学生にとってもその時間はとても貴重な時間。
その時間の使い方によって、その後の方向性が大きく変わるのではないかと考えています。
私自身が社会福祉士実習生の時、社会福祉士像があまり見えなかった。
「いったい社会福祉士は何が出来るんだろう」そう思った。
せっかく何かの縁があって社会福祉士に係る大学へ入学し、
実習に来られる。
別に絶対社会福祉士をしてほしいとは言わないけど(そりゃ社会福祉士として活躍してくれることは嬉しいですが・・。)
せっかく貴重な時間を使ってくるんだから、しっかり衣笠なりの社会福祉士像は見せてあげたいと思って、Aさんにも向き合った。
結果的に社会福祉士になってもならなくてもいい。
それが少しでも届いていたのなら、よかった。
悔しいこと、力不足を痛感し、ちょっと凹んだけど、
うれしい出来事でした。
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