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「もしかしたらできるのかもしれない」そんなきっかけをくれたこうめさんとカフェ

どういう経緯だったのかはっきりとは覚えていないけど、長沼町に住んでいる知り合いの女性「こうめさん」が、長沼町にあるカフェ「FAMILY TREE CAFE」に連れ来てくれた。

たしかあれは自分がコーヒーをやり始めてすぐの頃だったと思う。

長沼町の市街地にあったそのカフェは、元金物店だったお店を改装したお店で、入り口には小さな展示スペースがあり、たまにギャラリーのようにそこで展示や販売が行われたりもしていました。

店内は、古い建物を活かしているというか、古さが魅力的に感じられるような素朴で温かみのある内装で、家具や建具だけでなく、照明や看板など、細かいところまで古道具やアンティークにこだわって空間が作られていました。

「FAMILY TREE CAFE」という名前の通り、ご夫婦で営まれていて、男の子と女の子のお子さんがいました。二人とも小学校低学年か、年長さんくらいだったかな。
家族の時間と大切にするために、定休日は土曜日と日曜日。
営業時間も12時から17時まで。
人口1万人の農村の町で、かなり攻めた営業スタイルだと思う。

「生活を楽しむための営み」

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