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なぜ中禅寺湖でお店を開くことが出来たのか?

みなさん こんにちは
TOKI珈琲店 きぬ丸です。



今日は、私たちがお店を開いた話をしていきたいと思います。



この仕事をする前、私は普通に会社員として働いていました。

それは、飲食とは全く関係ない仕事で、
毎日、事務仕事をしていました。
その時は、日光の中禅寺湖でお店をやるとは1ミリも思ってなかったです。


それが、なぜお店をやることになったのか。



それは、一緒にお店を経営している主人との出会いが始まりです。

彼と出会い、お付き合いすることになり、私の飲食業への道が開きました。


そのころの彼は、将来一緒に店をやることができる人を探していました。


彼は、常に、男女問わず一緒に楽しく仕事をして、自分の夢を叶えるための仲間を探していますが、
私とお付き合いしたころは、
恋愛で付き合う基準というか、
結婚する相手の基準も

「一緒に店ができそうな子」

だったのです。

彼の中では、昔から自分の実家をつぐ
中禅寺湖を盛り上げる
ということは決定していました。

そのため、それを一緒に叶えられる人を伴侶として探していて、出会ったのが、私でした。


中禅寺湖を盛り上げるための人材として、私は主人に選ばれました。


ありがたいことに、彼が選んでくれたおかげで、
私は夢の一つだった自分のお店を持つということが叶いました。
彼との縁が、中禅寺湖との縁を運んできてくれたのを強く感じます。
ありがたいことですね。


さて、お店を開くにしても、何の経験もないのにどうして中禅寺湖でお店を構えることができたのか?




不思議ですよね。



ここまでの流れで答えの想像はできると思いますが、

こたえは、

「親族が 空きテナント を持っていた」

からです。


主人の実家は、昔から中禅寺湖でいろいろな商売をしている家庭です。
ずっと、この土地に奉仕していました。
そのため土地とのご縁があり、新しいテナントを持つことができました。


しかも、そのテナントをやる人が、家業から出てしまったため、未経験の私たちに白羽の矢がたちました。


そして、20代にして新規事業で新店舗オープン!という計画とオープンと同じ月に結婚式までやるという、無謀な計画がスタートしました。


結婚式も新規オープンもという無謀な計画の全容は、それだけで長くなりそうなので、
また違う時に書きたいと思います。


そして、なんとか頑張って
2012.4.23に
カフェレストラン、『HOUSE TOKI』として、
パスタやハンバーグ、カレーなどがランチとして食べられるカフェとしてオープンしました。


今、当時のことを思うとなんであんな無謀なことが出来たのか不思議ですが、
若かったから、冒険できましたね。

その頃は失うものもないし、
何でも挑戦だったし、
毎日、とにかく必死に
がむしゃらに生きていたので、
やり遂げました。


そして、彼とお付き合いしているときに、お互いにためた貯金を全部使い切りました。

お店を持つ夢を叶えることが出来ましたが
店を運営するお金以外の貯金がなくなった瞬間でもありました。


盛大な結婚式はしたし、自分たちのお店ももったけど、全部の貯金を使い切った瞬間でもあります。

結婚して幸せな時間を過ごしていくと思っていましたが、
その瞬間、貯金はゼロ、客のついていないお店が1軒あるだけになりました。
しかも、未経験でのスタートです。
恐怖しかありませんでした。
捨て身の開業です。
覚悟をするしかなくなりました。


後はやるだけ
自分の道は自分で切り開くしかない
逃げ道のない人生のスタートです。




さて、このお話の中に、お店を開けるのに必要なポイントが2つありました。
皆さんは分かりましたか?


一つは、開業する場所は、ご縁がある場所です。
導かれた場所になります。


スピリチュアルな話みたいに聞こえるかもしれませんが、ご縁がある場所にしかお店を持つことはできません。



自分のやりたいことを叶える物件に出会うのに必要なのは人の力です。
人とのご縁を通して、理想の場所に繋がれます。
ご縁がつながって初めて、お店を持つことが出来ます。


自分のお店を開きたいという思いがあるのなら、
どこの場所に開きたいのか?
どんな雰囲気の場所がいいのか?
繁華街がいいのか?
避暑地がいいのか?
隠れ家がいいのか?
古民家がいいのか?
それはどんな場所なのか?


よく自分の夢を思い描いてみましょう。


さらにイメージが決まったら、
その場所にたくさん行き、その場所の人と仲良くなりましょう。
そして、仲良くなったら、自分の夢を語りましょう。

そうすると、ご縁とご縁がつながり、信頼関係が生まれると、
広告、物件情報に載る前の口コミ情報が入ってきます。


人のご縁が、自分の夢を叶えるためのラッキーチャンスを持ってきてくれます。


そのためには、たくさんの人と出会い、信頼関係を築き夢を語りましょう。
好きな場所にはたくさん行ってみてくださいね。通えば通った分だけご縁が強くなります。
そして、次の扉が開きます。


さあ、今から、新しい人に声をかけましょう。
店員さんでもいいです。
さらに挨拶以外の会話ができたらもっといいですね。


どこで、どんな扉が開くのかは分からないです。
全ての出来事が次への扉です。



その声をかけるという小さな勇気を
とても大切にしましょう。

そのひとつのアクションを待っています。



次のポイントは、対価を払うです。


夢を叶えるためには、ある程度、覚悟が必要です。
その覚悟を問われます。


その方法はいろいろです。
お金だったり、
時間だったり、
肉体的負荷だったり、
努力だったり、
継続的な毎日だったり、
頭脳だったり、
諦めない気持ちだったり…


それが、当時、お金があまり無かった私たちは、貯金をなくすというものでした。



考えてみてください。
何の覚悟もなく夢を叶えている人はどのくらいいますか?

成功している人の中には、表面上は何も対価を払っているように見えない方もいますが、大体の成功者は大なり小なりの対価は払っています。


夢を叶えるには、覚悟が試されます。


全てがお金とは言いません。
自分が神様だとして想像してください。

自分のお金も使わない
時間も割かない
労力も使わない
努力もしない
考えることもしない
何もしない人が夢を叶えられますか?
その夢を叶えてあげようと思いますか?


お店を持つたら決めたら、覚悟を持って対価を支払いましょう。

それぐらいの負荷がないと開業した後の辛い日々は乗り越えられません。


あなたの対価はなんですか?


夢を叶えると決めたあなたは、
覚悟を問われています。

対価を払ってでも夢を叶える覚悟を持ちましょう。
そして、あなたは、何をかけますか?


夢を叶えるのに必要なことを考えて書き出してみましょう。
その中から、自分に問われている覚悟を見つけて決意しましょう。

それが、夢を叶えるために自分にやってくる試練です。



それでは、今日はこの辺で、次回、またよろしくお願いします。
今日も、ありがとうございました。

ごきげんよう。TOKI珈琲店 きぬ丸

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