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中2の双子と男旅 マレーシア〜シンガポール編

夏休みに、中2の双子と男旅 マレーシア〜シンガポール編

「海外に行ってみたいなぁ」

5月29日、唐津から福岡空港に向かう車内で中2の三男がつぶやいた。

コロナも明けたしマイルも貯まってる。双子の次男と三男も中学生になって、世界を見るのによい年頃になった。

じゃあ3人で男旅に行こう!

旅のテーマは「日本を相対的に見る」こと。

だったらASEANの著しい成長を体感して「日本ヤベぇ」と実感できるところがいい。また様々な文化風習を見てリアルな生活を感じてほしい。

そこで選んだのはマレーシア&シンガポール。1週間で回れるルート(クアラルンプール → 鉄道でジョホールバル → 陸路で国境を超えてシンガポール)だ。

KLに移住した知人にも会えるし、どちらも多民族国家なので様々な文化風習に触れられる。

このルートは僕が初めての海外バックパッカーで通ったルートなのでイメージが湧く。

26年前の1997年、まだ個人の海外旅行が珍しい時代。ネットもスマホもないので、日本との連絡は週1回の国際電話。地球の歩き方を頼りにバスや鉄道を乗り継いでタイ〜マレーシア〜シンガポールを旅した。

そこで感じた東南アジアの世界観と、見たことない景色を見に行く好奇心は、僕の生き方を形づくることになった。その一部を息子たちにも感じてほしい。

結果、かけがえのない1週間になった。

・知人のコンドミニアムでプール遊び

・20年ぶりにマレーシア人の親友に会う

・KLのインタースクールを見学

・言葉が通じないローカル食堂で指差し注文

・イスラムモスクとヒンドゥー寺院で儀式を見学

・日本では見れない規模のナイトショーを見る

・マレー鉄道でどこまでも続くアブラヤシの景色を眺める

・マレーシアとシンガポールの物価の違いを体感

子供が小さいうちに海外に行くと、テーマパークやホテルのプールで過ごしがち。でも中学生だと知的好奇心を満たす大人の旅ができる。

例えば、モスクでメッカへのお祈りを見てから、ヒンドゥー寺院で儀式を見る。その上で、宗教の歴史や世界観の違いを説明すれば、なにより生きた学習になる。

この年になって、バックパッカーの経験が自分だけでなく息子たちにの人生にも影響を与えてるんじゃないかと思うと感慨深い。

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