グローバル企業で働き出して気づいた英語文化と日本語文化の違い

グローバル環境で働きはじめて1ヶ月が経ちました。

これまでは純日本企業でお客様も日本企業だったので、
海外との関わりは製造を海外業者にオフショア委託するくらいで、
海外をマーケットとしてとらえてビジネスをしたこともなかったし、
ビジネスで英語を使ったこともなかったです。
ちなみに英語学習経験は受験英語だけです。

英語のドキュメント、メールに対応する必要がありますが、リーディングは受験英語でなんとかいけます。
リスニングは苦しいです。最初の方は会議に出ても何を話してるか全く分からないこともありました。今はリスニングを最優先に勉強中。
スピーキングも難しい。でもつながりがおかしくても単語でなんとかなったり、後でメール送るねと言えばしのげたりします。
ライティングは即時ではないので、隣の人にこの表現で伝わるか聞きながらなんとか。
語彙はやっぱり日常会話では使わない言葉がよく使われることもありますが(budgetとかquotationとかapprovalとか)、よく使われる言葉は決まっているのでそんなに語彙力は求められない気がします(受験英語でOK)。

受験英語は役に立たないとよく批判されていますが、私は役に立っていると思います。
語彙や文法の知識はそのまま使えますし、リーディングは受験時代の方が難解な文章を読んでいたと思います。
スピーキングとリスニングは私より下の世代は受験に取り入れられているのでどうか分かりませんが、私は授業でちょろっとやった程度では無理でした。
ライティングは受験でも勉強していましたが、ビジネスでは意外にもなかなか通用しませんでした。

ライティングするとき、日本語で文章を組み立ててそれを英語に置き換える、いわゆる「日本人英語」ではなかなか伝わらないんですよね。

例えば、日本だと「ここのゴミ箱にプラスチックは捨てたらダメだよ」とか注意されたら「すみません、知りませんでした」みたいな言い方をするかと思います。
でも英語だと「○○だと知らなかった」ではなく「○○だと今知りました」という表現になるみたいですね。
そういう所が違っていて、私の日本人英語は否定的ニュアンスにとらえられてしまうことがしばしばあるようです。
相手の要望や提案に同意しているつもりなのに、
第三者からみてそうは受け取られなかったこともありました。

あと、あいまいな表現では何が言いたいのかわからないというのもよく言われます。
PJって各人の作業範囲が明確に決まってる訳じゃないのでグレーなタスクが発生した際には、相手と話ながら雰囲気をみてどっちがやるか決めるというのがこれまでのやり方でした。
ここではまずはっきりと相手に依頼し、相手は可能ならオッケーするし無理なら無理というやり方にする必要があります。
あいまいな表現を好む京都人にはきびしいですね。

日々、気づきと勉強です☆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?