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ナンデモヤ

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記事一覧

蛇のとぐろに、嗚呼
そういうことかといまわのきわにおもう。

空にないもの

日常から非日常へ移り変わるとき、誰もの脳が錯覚を起こさせる。それを正常化の偏見と呼ぶ。これは本能の防御。人間は、いつなんどきも日常から学び、それを超えたときから安らかなるセロトニンは減少を辿り、たちどころに暴君アドレナリンが起爆する。ここで初めて脳内では緊急事態宣言が発動される。(別称を逃げちゃダメ宣言)

そうして起爆のち操縦不能の状態を繰り返していく。責める、攻撃、攻撃、落胆。防御とは名ばかり

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花鳥諷詠

雨が降ってきた。それは、こんにちはと言うんだ。けれど、道行くひとびとには気づけなくて、それはだんまりとひとびとの肩にのっただけ。

のっただけのそれに、

肉屋の裏の猫が最初に気づいたみたい。
猫がそれを囲うんだ。

寂しかったね、猫はそれに気づいただけ。
軈て、

まだまだ風の吹くころには、遠くに運ばれてまた肩にのり、それでも気づかれず。知らない国を旅した。いつしか、ひとびとがそれに名前をつけ

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両親の名前が違うと子供が苛められて可哀想という優しい方々は、両親の名前が違うときっと自分は子供を苛めてしまうと確信している優しい方々なんだろうなと思う。苛める理由になるというのがよく判らないが、もしそうなら別姓が多数派になったら同姓を苛めたりするのだろう。

解釈に至らない。求む

黄色い世界

黄色い世界

蕁麻疹、鼻喉いたい。これは花粉になく、

黄砂やな。愛知県に来て初めて身近に知った黄砂。まさかの花粉症軽減。あとアホみたいにむし暑い梅雨には馴れたよ。ふたむかし朝の満員電車、あたりまえみたいに子連れ通勤やったけど、車内は優しかったな。いつから変わったのかな。いや、世間一般に言うほど愛知県は変わってないんじゃないかとさえ思える。いろんな意味で陸の孤島更新中。個性とはよくいったもの。

当時、幼かった

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風の強い日だから、

白黒パンダが正しいとは限らない。けれど、
概念は白黒パンダが可愛いという。

黒白パンダの比率を思うと違和を感じる。それだけだった。

白熊、黒熊、灰色熊。
パンダは熊猫で、熊なのか猫なのかすらわからない。

人間が一種に尽きないと、それだけのことだのに。
可愛いとか、違和とかに終わる。

わたしの白黒模様は、わたしの概念でパンダ。
判別するのは他者で、わたしの概念はパンダ。

よしんばクリムトが

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baby moon.

baby moon.

新聞の片隅、ラジオのひとつまみ、吹けば消えてしまいそうなことを願いたい。

今日も、明日も、一昨日まででも。ねえ、
見てるよ。聞いてるよ。届いてるよ。
 
 
死なんて、自然に委ねればいい。
そんな時間はカップ麺を待つほうがいい。

三分経っても熱いんだ。
熱いなって、誰に伝えるわけでもなく。ただ熱いなって、ちょっと笑ったりしてさ。
 
 
コンビニの煩い灯りも、山奥の寂しい街灯も、あす電気の消え

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深夜徘徊

夜な夜なにはとおい。
真夜中の自転車練習。

田舎のそらは、ちゃんと星がある。
不思議なことにそらは廻る。そらになく、脳が廻るらしい。

冬扇の寒さ。
百折不撓までの道のり。

病院から出るのがこわい。
出たらそこは月面かもしらん。

今年のクリスマスプレゼントは、ツリーのてっぺんの星。海月と並ぶ。

むこうがわ

むこうがわ

枕木のなんたるを知らせるトンネルとは、枕木のあった所以を継いだトンネル。

トンネルのむこうがわとは、一方ならず。

 
 
ひとはおおく理に走らせるも、それは所以より無為自然だった。

ただ、称えるものがある。
こゝろ逡巡とは、示唆に価する。
最期は手折るのだ。

むこうがわには、ひと一人ぶんが待っている。

空ふる山の川のさきには海ありて、つづくもの。

Twitterの第一声にひどく思考する。