本 要約&考察 20代の生き方で人生は9割決まる! 金川顕教著

今回は金川明教氏の「20代の生き方で人生は9割決まる!」をご紹介したいと思います。

本書では高校時代に落ちこぼれだった著者が死ぬ気になって勉強し2浪のすえ関西の名門代・立命館大学に合格。そして公認会計士の資格を取得したという努力の天才でございます。就職先は世界最大の会計事務所であるトーマツであり、40代で年収2000万円も夢ではない正に勝ち組エリートコースを進んでいる方でありました。しかし金川氏は26歳で副業を経て独立し自身の道を自分の手で開く道を選びました。そんな金川氏が書いた今回の著書でありますがチャプター6まであり「仕事、人生、時間、人間関係、お金、健康・生活」の6つのカテゴリーに分かれておりました。今回はそれぞれのカテゴリーから私が勉強になったと感じたものをご紹介したいと考えております。

1つ目に仕事でありますが「長い文章を書く習慣を身につける」に関心を得ました。筆者は昨今のラインやショートメールの普及によりまとまった文章が書けない人が増えたと訴えております。金川氏はそれでは思考力が身につかないと提言しています。ではその対処法として長い文章を書くことをおすすめしております。著者は毎日メールマガジンを配信しており、おおよそ2000文字の文章を作成し読者の皆さまに配信しているそうです。筆者は仕事で必要な思考力は長い文章を書くことで養われると訴えております。我々に対してのアドバイスとしてまずは1日、最低でも4000文字の文書を書くことをおすすめしております。3か月も続ければ短い時間で作成することが可能だと述べておりました。

2つ目に人生のカテゴリーですが「頭のいいバカになる。」です。著者の金川氏は馬鹿な人間ほど成功すると述べておりました。なぜなら世間一般の言う賢い生き方をすればに自分のしたいこと方どんどん遠ざかっていくくことになるからです。自分の幸せは自分にしか作れないのに世間の言うやり方に素直に従えばどんどん理想から離れていくことになります。今の時代は馬鹿になれば馬鹿になるだけ幸せになれると述べてありました。半導体技術などの世界的権利・西澤潤一さんは「バカになるしか成功の道はない」と提言しております。金川氏も一度はエリートコースから降りて自身の手で人生を歩く決断をしました。当初は周りからバカだと言われ続けたそうですが、今では自身の満足のいく人生を歩んでおります。自分の正直にしたいことをすればおのずと幸せになれるのです、世間の正解はただの模範解答なのです。

3つ目の時間ですがこれは私には学ぶところが一つもなくむしろ反対意見を持ってしまったため反対意見を述べようと思います。「睡眠時間はマックス5時間。」について反論いたします。著者は睡眠は長くとる必要はなく短くても大丈夫だと述べております。これに関しては個人差もありますし脳の性質によってバラバラであるため正直反対意見を提示したくなりました。筆者は徐々に睡眠時間を減らしていけばいいと述べておりますが、平気な人もいれば合わない人もいるので一概に睡眠時間を減らせとは言い難いです。お笑い芸人のおぎやはぎの矢作さんはロングスリーパーらしく最低でも8時間は睡眠を取らないと仕事が出来ないそうです。それであれだけの収入を得ているのですから個人差があるとしか言いようがありません。睡眠時間に関しては自己責任でお願いいたします。ちなみに僕は毎日6時間は寝るように心がけております。

4つ目の「人間関係」からは「名刺を集めて満足しない 無駄な人脈などいらない」です。パーティーなどであほみたいに名刺をばらまき大物起業家と一緒にブイサインで写真を撮る人がいますが著者曰くかれらはセンスがないそうです。なぜかといえばそんな人脈はまず役に立たないし、名刺を渡した相手が上の階級であればあるほどその渡された名刺は秘書に預けられそのままお終いです。「人脈は金脈である」という名言がありますが、その金脈を正しく作る方法を説明いたします。方法は簡単です。自分のビジネスを通して真剣勝負をした人を大事にすること。これが本当の金脈となる人脈なのです。無駄なパーティーに参加して馬鹿みたいに写真撮りまくるのは今すぐやめて自分の仕事に関係し自分の命を削った人を大事にしましょう。

5つ目「お金」のカテゴリーからは「生涯年収3億円を稼ぐ力を早く身につけてしまおう。」です。20代のうちに完全燃焼しやり切れば30代では蓄えた知識や情報を武器に過ごしていけるのであると述べられています。流れに任せて適当に生きた20代と死ぬ気で我武者羅になった20代では結果が一切違います。お金をたくさん稼ぐには必要な時に行動に出れる「決断力と行動力」が必要なのです。言い方がよくないですがこの日本を歩いていて適当に生きているウジ虫が多いように感じます。だいたい8割は死んでも問題ないくずの集まりです。私はウジ虫にもクズにもなりたくないので必死に生きています。

6つ目の「健康・生活」からは「お酒を飲まない。」です。筆者は成功するかしないかの分岐点はお酒が飲みたいときにこらえられるかどうかに掛かっていると述べています。成功者は皆自制心が働いている人が多いです。ですので成功するまでは飲まないと決意し生きていくことを述べています。私の見解ですがお酒はテストステロンを下げる効果があり、判断力や決断力を下げるそうです。私もお酒はすごく好きでアルバイトでバーテンダーをしていた時期もありました。ですがバーテンダーを辞めてからはお酒をほとんど飲まずに毎日自分の人生を良くするために精進しております。

以上で紹介は終わりですが本書はとても勉強になることが多く全てを書くことは不可能というくらい学ぶことができました。今年で24歳になる筆者が残りの20代をどのように過ごすか改めて考えさせてくれる内容であり、あるいみバイブルといっても過言ではないかもしれません。6つのカテゴリーで分かれているため人生で躓いたときはなにかしたらの指標になるのではないかと考えております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?