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父の日で想い出したうちのゴジラの生きざま

神社嫌いな子どもだった私は
2021年2月 新月の日に
ふしぎな体験をしたことから
身近なご先祖だけではない
大きな集合体の
愛の意図していることを知り
人は誰もが幸せになる義務がある
それらに気づいて許す
そんな成長プロセスにいる …..
と受けとりました

今日も感じたままを
綴ってまいります 





この頃
幼い頃の善き思い出を
思い起こすことに
心地よさを感じるように
なってきた自分がいる

やれやれ・・
なんとかなりそうかな( ̄ー ̄)


梅雨入りしたかなと
思わせるような冷っとする朝…

私はとにかく朝が早い
目覚ましアラームは
5:00にセットはしているが
だいたいは30分ほど早く
起床するようになった

そのきっかけは2年前の
パンデミック第一波の際に
ボランティアで朝活を
試みるようになってから

毎朝 6 : 30
当時慣れないZoomを開いて
開催するようになったおかげで
三日坊主の汚名挽回し
もうじき
600回になろうとしている


心の声を聴く魔法のツールまなゆい『朝のたね』



ここでちょっとふりかえり

最初の頃のブログを
良かったらご覧になってみてね





さて本編のお話は
順調に昨年初夏の頃へと
進んできています

私は
自分との約束を守り続け
新月と満月の日には
神(みわ)神社にごあいさつに出向き
母の気分が良ければ
できるだけ一緒に
行くようにしていました

伯父との昔ばなしに
耳の遠いもん同士の二人の通訳がてら
けっこう私も伯父の話に
興味を持つようになっていきました

伯父と母は本当に仲が良く
正直よくそこまで仲良くできるもんだと
感心をしていました

子どもの頃はふたりで
冒険じみたことをしてきたらしい・・


伯父も当時を思い出して話に夢中になり
時の経つのを忘れてしまうことが
度々あったくらい・・
そんな伯父が話してくれた中で
印象に残った幾つかのものに
トンネルの中を列車にくるなよーと
ドキドキしながら
徒歩で山を抜けた・・とか 
家に黙ってプチ家出をした・・とか
普段は家族にも威厳のあった祖父の
密かな楽しみの狩猟でのエピソード・・とか

温厚な人だと
伯父の印象を持つ私からすると
意外性に満ち 興味深々
自然と三人で笑って過ごしていた

「それってみんな
お母さんが誘ったんじゃないの?」
と聞くと伯父は
ちょっといたずらっぽい
少年のような顔つきになり
母の顔をちらっと
横目で見たのを覚えている

母は慌てて両手を振り
「冗談じゃない 兄さんから
行こうって言ったんだよ」 と
お決まりのセリフに
三人で大笑い フフフ・・ 

 
そして話に父が登場

私が初めて知ったことに
二人のそれぞれの連れ合いと
4人でよく時間を作っては
旅行をしたのだという

伯父のガイドで
伊勢神宮や大神神社
安芸の宮島 出雲大社にも
行ったそうで ・・・



鉄道マニアだった
伯父の影響なのか
父は毎月発行の時刻表によく
物差しやメモを挟んであった

小さな数字だらけの分厚い雑誌は
伯父や父のような旅行好きには
胸が高まる楽しみの一つで
「時刻表で調べるところから
旅が始まるんだ」 と
言ってた父の顔が
今の伯父みたいに少年のように
見えたことを思い出した




昭和の良き時代
私が幼稚園に行く前までは
その当時の家族が皆したように
我が家も家族旅行をしたようだった
という言い方になるのは
やはり実際には残念ながら
覚えてはいないのでね・・・

よく行ったのが
何度もブログ内に登場する「箱根」
十国峠や蘆ノ湖や大涌谷での
写真があったので知る程度だが
その数に まあ驚いた

そのうちの数枚に
私にとって
極めつけの写真があったのねー

それがこれ・・・
 
   ☟    ☟    ☟


そして
私にとって衝撃的だった
真夏の昼の夢・・とでも言おうか


8月に入ると
途端に父の機嫌が悪くなり
何かにつけて「寝る❕」と
捨て台詞をはき寝室に隠れるように
居なくなったのねーー

で 当時高校生の私は
用事で父に伝えることがあり
いやいや寝室に入ったの

山のように
こんもりとした
厚手の冬布団があって

よく見るとその山が
小刻みに動いていたの

その時のこと
昨年8月15日終戦記念日に
サイレンの音を聞いて
甦った記憶を・・
こんな形で亡き父に贈ってみた


♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡

11 : 11
世界はいつも優しいね

父は毎年
夏の甲子園大会のあの時刻には
どんなに猛暑であろうと
厚い布団に包まり全身で泣き震えてた

「チクショウ チクショウゥ―」と
お布団が震えたその泣き声を
今でも私は憶えてる・・・

計り知れない父の人類愛
人として 市民として
男として 戦士として
そう・・
生きていかなければならなかった・・だけ
戦争という時代の流れの中で・・


今  色々落ち着いてみると
私の周りの友人達は
なぜか父子関係に
風が通っていなかった人が
多いようでね・・

なんとなく・・
みんなに伝えたいのもあり
余計にこの日に少しでも
言の葉を綴りたい気持ちがする

わたしが男でお酒が強かったら
父と一緒にお酒飲みながら
語り合いたかったなぁ

そういえば・・・
父が亡くなってから
四十九日までの間
全く飲めないのに毎晩
晩酌してた自分が妙だった
Σ(゚Д゚)

父の最期は寝たきりだったから
さぞお酒を飲みたかったんだなぁ〜

って思ったさ

私の身体に入ってきて
ほろ酔い気分を
楽しみたかったのかしらね


父は子ぼんのう・・
小さな孫を見る目が
親になった私は羨ましかったなぁ

と同時に孫を一人ひとり
だいじにしてくれて私もうれしかった
それが当たり前に思ってた
昔が懐かしくもある

父はハンサムだけど癖が強い
二枚め俳優というより性格俳優

また そこが好きなとこ

怒りのパワーは裏を返せば情熱パワー

おまえらの大切なものを
大切にしない奴らは
オレが成敗してくれるヽ(`Д´)ノ
って勢い

いつも付き合ってた人は
うっとおしいよね ( ゚∀゚)アハハ

アマノジャク 
天才的資質  歩く辞書
ウォーキングディクショナリ
原爆を心から憎んでた被爆者
その放射能を
エネルギーに換えて
90歳で還る


ゴジラか・・・




私はその血をイヤでも感じる・・
今この時に父が傍らに居たのなら

私に、娘に、息子に
何と言ってくれるやら・・・

何も聴かずとも
「イイなぁおまえ、どうだ一杯飲もうや」
ってなるのかな・・・?

なんだか
目頭が熱くなるような

愛なんて言葉は
死んだっても口にするもんか
そんなのはオ○ナの腐ったやつだ

平気で言っちゃう暴言の宝庫

紛れもなく
『父は愛の物語を生きた愛の人』
だった

神官の家系から
母を畑違いの世界にいざなった功労者

おかげでは母は今
色んなことをやってこれた
おもしろい人生だったと言ってるよ

おまけに
あんなに鬱陶しがってた
積年の表情は消え失せ
穏やかで和やかな余生を
過ごしてる

口には出さないけど
言葉に言い表せないほど
お父さんに
感謝してるんだと想うよ

良かったね お父さん


ラガーマンだった父
縞のユニフォームが似合ってた

仲間意識をだいじにしてた・・・
の 割にはワンマン家庭

きっと周りが
追いついていなかったんだね
先見の明があったからなぁ

裏切られたことはあったけど
裏切ることはしなかった人

今はね
感謝の想いしかないの・・・

あふれでる様々な感情さんを
ていねいに寄り添って
付き合いたいだけ

お父さん良かったら
またこっちにおいでくださいな



そして今の私は
この手紙を書いた時にだって
思い出せなかったことを
おもちゃ箱をひっくり返したようだよ

次々と出てくるマジックショーを
目の当たりにして
驚きと喜びが同時に湧いてくる
自分好みのエンターテインメントを
満喫している感覚の中にいる

自分だけのビックリ玉手箱
とでも言ったらいいのか・・・


昔の写真を見てて
まだ赤ん坊だった私を
後ろから優しいまなざしで
守ってくれる
私の守り神のようにも見えて
守るべき家族を
獲得していることを自慢げで
いろいろ忙しいけど幸せだなあ・・
みたいな父の顔・・・ 

人の親になった私は
自分の子どもたちを通して
父のその顔を初めて見た と
言っていたが

そうではなかったのよーー

本当に人の記憶って
都合がいい時は最高の脳なんだけど
覚えておかなければならないことを
なぜ忘れてしまうのだろうね
それすらも忘却の道を
己で選んでいるのだろうか・・・?


本当は・・
大きくなってからも
もうちょっと甘えたかったな・・

今  思い出されるのは
人間形成期に植え付けられてきた
心ない一言によって
頑固で妙な信念が
知らぬ間に自分の無意識化に
刻まれていた事実が
ほとんどだったということ

あーあ 悲しいね・・
寂しいね・・

そのイベントは私の魂の成長に
必要なことだったのだろうか?

まだその明確な答えは
自分の中から見い出せてはいない


私の深い内側には
お金は汚れていて汚いもの・・
こんな歪んだ信念が
あったことに気がつき

父の人生の学びだったものが
ほんの少し理解できたような
気がしてきた

父から教えてもらったこと
そして
私が受け継いだ才能と能力を
残りの人生で活かせるように
笑って進む

笑進して励むことを心に刻み
父に協力してね ってお願いすると
背筋がシャキッと伸びた感じがした


お父さん
あらためて ありがとう


そういえば
今週父の日だって
思い出したよ・・・





次回から

新たなお話になります

 

今日も

最後まで

お読みいただき

ありがとうございました 





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