見出し画像

「ばね指」、「腱鞘炎」などの原因となる、腕の筋肉のトレーニング②

1.前腕の親指側の筋肉である橈側手根屈筋(とうそくしゅこんくっきん)の役割について説明します。
2.実際に私が経験した上で、最も簡単で、効果があった橈側手根屈筋のリハビリトレーニングの方法について説明します。

こんにちは😃
今回も前回と同様に、腕のトレーニングについてお伝えしたいと思います。

前回は尺側手根屈筋(しゃくそくしゅこんくっきん)でしたが

今回は橈側手根屈筋(とうそくしゅこんくっきん)です。
またまたややこしい名前です。

尺側手根屈筋と比べると小さい筋肉ですが、こちらも大変重要な筋肉になります。


①橈側手根屈筋の働き


橈側手根屈筋(とうそくしゅこんくっきん、flexor carpi radialis muscle)は人間上肢筋肉手関節の掌屈、橈屈、前腕の回内を行う。

引用 Wikipedia

橈側手根屈筋の筋力が低下すると、箸をもつ様な動作に支障がでる他、パソコンを打つなどもしづらくなります。

橈側手根屈筋がさぼり、筋力低下が起こると、腕橈骨筋(わんとうこつきん)に緊張がおこり「肘に負担」がかかる他、長母指伸筋(ちょうぼししんきん)の負担が増え「腱鞘炎」や「指が腫れる」原因ともなります。

2.橈側手根屈筋の効果的なトレーニング方法

①肘を伸ばしながら、手の甲を腕側に反らす。
その時、MAXから80%ぐらいの角度に固定する。


② 最初のポジションを保ちながら親指方向に重りを上げる。
青い線のあたりに力が入るようにする。
ドアのぶを捻るイメージで行う。
力を入れすぎると代償に力が入りやすいので注意。
5秒以上その位置をキープする

3.まとめ

いかがでしたでしょうか。
橈側手根屈筋
かなり繊細な動きで、少し難しいと思いますが頑張ってトレーニングしてください。

よくネットや書籍を見ていると

これをやれば3日で治る
この筋トレで全てが健康に

など大層なキャッチコピーを掲げているものも多く散見します。
しかし、健康に近道はなく地道な努力です。
毎日の積み重ねと、精神論でない正しい理論、治療法、良い指導者に巡り会うことが大変重要です。

是非継続していきましょう。

スキいただくと嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?