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武井壮の『大人の育て方』という動画がすごく良かったのでシェア!

数あるYouTube動画で中で特に印象に残っている動画がいくつかあります。

今回はそんな動画の1つを紹介してみようと思います。


僕も『この動画いいよ!』って教えてもらって見たんだけど、本当に良かったです。

その動画とはこれ。

>>>https://www.youtube.com/watch?v=k_5h3S2Zdhg

約30分あるんですが、あっと言う間に時間が経ったかな。

きっと最後まで見てもらうとあなたの人生観が変わると思います。

少なくとも僕はそうでした。


できれば時間を取って最後まで見て欲しいと思うんですが、時間がない人のために僕が感動した部分や納得した部分を抜粋したいと思います。

そして、僕の考え方も書いてみようかなと。


また、子供たちのためにもこういう考え方を持って子育てをしてもいいと思える内容でした。

是非、最後まで見て欲しいと思います。


陸上の日本チャンピオンになっても収入は100万、多い年でも年間200万円

4分32秒〜

今は芸能生活させて頂いて、収入とかもやらしい話ですけど、かなりオトナになってきましてですね。アスリート時代、陸上で日本チャンピオンになっていますけど、ぶっちゃけ収入なんか100万あるか無いか、多い年でも200何十万、そんなもんだったんですけど。今ちょっと二ケタ位あがっているんですね。ドン引きしちゃう方もいらっしゃるかもしれないですけど。

個人的には陸上の日本チャンピオンってもっと収入が多いと思っていました。

ですが、仮に年間で250万円の収入があったとしてもとしても月額21万円弱。


実際、ちょっと頑張っているアルバイトか普通の社会人1年目の収入。

これでは、競技生活を続けていても全然食べていくことができない。

いや、体力があるうちは大丈夫だろうけど、加齢に伴う体力の衰えや家族をもったときの生活費の向上を考えるとなかなか難しいのがあるのではないのかな。


スポーツを極めることはギャンブル

6:10〜

例えば一年トレーニングして能力が伸びた、例えば筋力が強くなったとか、そういった事が起きた場合は、この線が大きくなっていくと思って下さい。でも、そうじゃない場合、例えば野球をやります。野球の練習を猛烈にします。バッティング練習、何千球も売って素振りして、そのバッティングの能力が高めたとします。その状態ってこのおんなじ子がやってそうなった場合はどうなるか?この丸い能力が縦にこうゆう風に、こうやって伸びるんですね。1つの業界で何か頑張るということは、それを縦に凄いとんがりを高くして伸ばして行くこと。この(縦に)高く伸びた状態が凄く技術の高いアスリートということなんですよ。わかります?

僕の人生を振り返って考えると、周りの人でも友達も一生懸命スポーツに励んでいた人がいる。

野球やサッカーなど。

スポーツをしていない人は、スポーツを『あなたの得意なこと』というように置き換えて考えるとわかりやすいかな。


彼らが部活等を頑張るように、僕にとってはドラムの練習を頑張っていた。

だから、僕にとってはこの縦に伸びている線はドラムかな。


子供たちもそう。

みんな小さい頃から習い事を頑張っている。

だから、その分野だけはドンドン技術が伸びている印象があるかな。


特定の分野での技術は高いが、その他はド素人という現実

6:5〜

陸上選手もそうですけど、100mを10秒0で走れなんて人は、殆ど横幅が無いような状態。だけども、この状態って自分の能力がこの内側なので、隣に行ったらド素人なんですよ。わかります?だから、多くのアスリートとか学生さん達が、すごい一生懸命スポーツを10年間頑張ったんだけど、大学卒業する時その先お金を貰って、プロのスポーツ選手として殆どの人が活動出来ない、ていうのが現状なんですよ。ほんとにギャンブルなんですよ。

例えば、あなたがサッカーを小中高としていたとします。

なぜサッカーを例えに出すかというと、ちょうど僕達の世代(1980年代前半の生まれ)ってJリーグが開幕した時に小学生や中学生だったんですよね。


だから、Jリーグが開幕してからのサッカー人気がすごい。


でも、確かにサッカーがすごい出来たとしても野球が出来るわけではないですし、社会人になってからあまり役に立たないかもしれない。


実際、僕もドラマーとして頑張ってアメリカまで留学したけど、実社会では全然役に立たない。


でも、僕の考えとして間違ってほしくないのは、こうやってサッカーやドラムでも何かを一生懸命頑張ったことがある人っていうのは、その頑張った経験から派生したことが人生の役に立つことが多いと考えている。


例えばコミュニケーション能力であったり、人をまとめる力であったり。

または、我慢強さだったり集中力であったり。


だから、何かを一生懸命努力することは無駄ではないが、その特定の能力のみで将来食べていこうとするとギャンブルになる可能性が非常に高いと考えている。


1ヶ月本気の取り組むと自分の周りの人間よりだいたい全部詳しくなる

12:13〜

今まったく知らないことを、ぶっちゃけ1ヶ月本気になって全部調べたら、自分の周りの人間よいだいたいの事は全部1番詳しくなりますから。

これは本当にそうだと思う。

もし、あなたが1ヶ月本気で何かを調べたりすれば間違いなくなると思う。

朝から夜まで、ずっと1つのことを集中して調べると・・・想像したらイメージできますよね。


例えば、不動産投資とかもそう。

理論なんて1ヶ月も本気で勉強すれば本当に誰よりも詳しくなると思う。

でも、僕たちは色んな理由をつけてしないですよね。


だから、絶対に努力は継続するべきだし、何かに本気で続けていくと見えてくるものがあると僕は考えています。


日本チャンピオンになっても経済価値を生むことができない

12:25〜

実際に僕自身、大学時代に出会った陸上競技で2年半くらいで陸上の10種競技の日本チャンピオンになれたんですけど。陸上の10種競技って殆どの人が知らないでしょ。10種競技知っている人います?殆どいないですよ。誰もお前等のやっていることなんて知らねえよっていうのが現状だったんですよ。それでお金を稼ぐというか、経済価値を生むということが全く出来なったんですね。

これも自分の経験上すごく納得した話。

芸能人とかは別ですけど、何かのスポーツを極めた人でもほとんど知られていない。

例えば、現在の10種競技の日本チャンピオンの名前なんて今すぐ言える人はごくわずかだと思う。


その結果、経済価値を生むことができないというのも理解できる。


なぜなら、ビジネスの原理・原則は価値と価値の交換だから。

つまり、経済効果がないということは相手に価値を届けることができていないということ。


当然認知度が低ければどれだけ価値があるものであっても、その存在すら気がついてもらえない。

その結果、価値を届けることができないからお金を生み出すことができない。

だから、大切なのは相手に価値を届けるということだと僕は考えている。


価値とは人が求める数

15:07〜

物事って何が価値を生むかって言ったら、やっぱりこれなんですよね。簡単ですよ。『人が求めるもん、数だけなんですよ。』スポーツの僕のクオリティって自分で言うのはなんですけど、ある程度高いものだと思うんです。各分野に言ったら日本一を取れる能力もありましたし、クオリティ自体は凄く高いものがあるんです。クオリティ自体は高いんですけど、価値が無い。何故なら、それを人が求めている数が凄い少なかったからなんですね。

初めてこの言葉を知ったとき、1番最初に感じたことは『10代のときにに知りたかった』ということ。

『物事の価値って人が求めている数』っていう言葉は本当に本質だと自分の経験に照らし合わせてその通りだなと思いました。

例えば、僕はドラマーをしていたので上手くなりたかったんですよね。

※『ドラム』をあなたの頑張った物や事に置き換えるとわかりやすいかもしれません。


でも、自分のドラムがどれだけ人に求められているか、またはどういう人が求めているのかということを全然考えもしなかった。

この『ドラムのテクニックが・・・』とか、この『グルーヴが・・・(ノリのこと)』とかばっかりを意識していました。


今振り返って考えると、僕がドラマーとしてプロになれなかった理由の1つに『価値を届ける』という概念が欠落していたからだと思う。


大人の社会的価値の1つは経済効果を生むこと

15:46〜

例えば、世界で最高品質の何か商品を1個作りましたと。明らかに地球上で最高の品質のものなんです。だけれども、誰にも告知していないんで1つも売れていません。これって社会的価値ありますか?無いですよね?でも、世界で10番目位のものなんだけれど、世界中の人が使ってて、世界中の人が欲しがってて、1年に10億個売れます。これって凄い経済価値を生みますよね?それが多分、社会的な価値なんだと思うんですね。

よく言われることでお金とは感謝の気持ちの表れということもある。

もし、あなたまたは企業が適正な収益を上げ続けているのであれば、それは世の中に感謝されることをし続けているからと考えることができる。


つまり、人からお金を払ってでも欲しいと思われる商品を世に出すことは、社会貢献していると考えることができると僕は思っている。


武井壮のスポーツジュニア育成の考え方

18:12〜

最近ね、僕すごく違和感があるんですよ、スポーツ界に関して。
『ジュニアの教育しましょう』って言うじゃないですか。ジュニア育成しましょうって。確かにジュニア育成を初めて日本のスポーツのレベルは上がったと思います、平均的に。
で、あのトップ選手みたいな錦織圭くんみたいな子だったりとか、石川遼くんみたいな子だったりとか松山英樹くんみたいな子だったりとか。大谷選手みたいな色んなトップ選手生まれましたけど、そうじゃない選手が、輪をかけてさらに増えてるわけですね。成功してない選手っていうのが。
なんで成功してないかってったら、誰も見たくないからなんです。ほとんどのスポーツ選手がプロになれない理由はここなんですよ。お客さんを呼べない。
でももし、この選手たちが、1人、100人呼べたら。25万人見に行きたいと思ってるってことになるわけですよ。そしてら、5万人はいるスタジアムのチケットは即日完売ですよ。僕は、もうこれを増やすことが、価値だと思うんですけど。
でも!そういったことを全くわからない子供のうちに、自分の、親として携わってきたスポーツだったり自分の好きなものだったりを子供にやらせて。子供は大人になったら、自分のやってるスポーツがどういうものになるのか、自分がその社会的価値を生めるのかどうかもわからない波の中に、ボーン!と放り出されて。で、しかも自分の思った通りに動かない体を使って、毎日うまくいくかどうかもわからない確率でスポーツをやって、トップになれるかどうかを競わなきゃいけないわけですよ。

親の価値観だけで子供たちにスポーツをさせると、ギャンブルになる可能性があるってことはよくわかった。

結局、冷静に分析して子供たちにわかりやすく伝えるってことが必要かなと。

この意識は僕に欠けていたので、まずは僕自身が学び分析するということをしてみようと思う。

もし、あなたもあなたの価値観だけで子供たちにスポーツをさせているのであれば、是非この方法を試してみてくださいね。


大人と子供の関係性は一緒に成長すること

28:05〜

子供たちが、より無邪気に子供時代を過ごして、いや大人になっても、うちのお父さんみたいに一日一時間使って夢が叶うんだから。一個ぐらいスポーツ失敗したって、一個ぐらい受験失敗したって就職活動失敗したって、いつまでたっても夢を見れるよと。

大人が頑張っている姿を子供達に見せる。

子供達にとって1番始めの身近なヒーローって親だと思うんですよね。


その親が夢や希望がない言葉を口にしていたらどうだろう。

親が頑張って結果を残す姿に影響を受ける子供たちは多いと思うんですよね。


そして、親(大人)が頑張るからこそこの日本もよくなっていく。

これって最高の循環じゃないですか。

成長することに喜びを感じれるような自分に成りたいと僕は思っている。


最後に

さっきも書いたけど、この動画の内容をもっと早く知りたかったというのが本音。

でも、"今"が僕もあなたも含めて人生で1番若いときですよね。

だから、この考え方を持って行動する、または子供にこの考え伝えていけば、僕もあなたもよりよい人生になるんではないでしょうか。


僕の考えでは、僕がやっていた音楽も今現在しているビジネスも同じだと思うんですよね。


『あなたが良い』と思うものを作りたいのであれば、同じぐらい、いやそれ以上に相手に届けることも考えていないと結局独りよがりになってしまう。


それって、あなたの社会的価値ってありますかってことですよね。


または、あなたが来るだけで人を笑顔にすることができてますか。

僕も含めてなかなかできないんじゃないでしょうか。


社会的価値を経済効果と表現すると、一部の人は嫌悪感を抱くかもしれない。

でも、僕はそれが真実だと思う。


さっきも書いたけどビジネスの原理・原則は価値と価値の交換。


どれだけ良いものを持っていたとしても、その価値が相手(お客さん等)に届いていないのに、あなたは価値を提供したことにはならない。


だから、マーケティングって本当に大切なんですよね。

マーケティングによって、市場を知ることができる。


サラリーマン時代はふわふわとなんとなく大切かなと考えていたんですが、独立してからは本当に大切だと思っている。


もし、あなたが将来独立したい、もしくは人生で何かを成し遂げたいと考えているなら、アイデアを形にする前に、『そもそもこのアイデアは人が求めるものなのか』というのを意識するといいかもしれません。


そして、その人数は何人ぐらいなのだろうかと。


あなたがしたいと思っていることを趣味でする分には何も問題ないですよね。

でも、それで稼いでいこうと考えるとやはりお客さんがいなければならない。


だから、職人さんやアーティストの人、まはた自分でビジネスを始めたい人は、マーケティングの意識を持つとより違った視点で世の中を見えるのではないでしょうか。


もし、将来自分でビジネスをしてみたいと考えている人は、小さいくビジネスを始めることをおすすめします。

なぜなら、失敗のしようがないから。


始めから大きくお金を投資してするのではなく、コツコツ小さくビジネスを始め頂いているお給料と同じぐらいになったら、その小さなビジネスで独立・起業してもいいかもしれません。


その結果、失敗しにくい起業となります。

ぜひ、あなた自身の理想の人生を手に入れるためにも、行動することをおすすめします。


今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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