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チョンボとの向き合い方について

〜はじめに〜
みなさんこんにちは。最高位戦北海道本部の奥野悠です。
今回はリーグ戦の振り返り記事を書きます。
が、麻雀の内容についてはあまり書きません。

今回は懺悔の意を込めてリーグ戦で起きてしまったチョンボとその要因、次回やらないために意識することについて記載します。

その上で、チョンボを起こしてしまった残りの対局に対するメンタルの維持方法について記載します。

前者については完全に反省と再発防止に向けて
後者についてはチョンボをしてしまってメンタルが崩れる方に向けて少しでも参考になればと思い記載します。

※とても反省していますが、ただただ自分の懺悔を書くのも誰のための記事?となってしまうので少しストーリー調で書きます。

■なぜチョンボは起きたのか
事件はオーラスにおきました…
〜そこまでの状況〜
詳しい記述は控えます(別記事で書くかもです)が、そこまで体感110点の内容で2着目と5800点差のトップでした(そのため死ぬほど滾っていました)

トイメンの方が4巡目くらいに切った私の一をポンされます。
その時点で初牌の役牌が手に3種類あったのでトイメンの条件的にほとんど役牌が絡む(役ホンイツ、役トイトイ、役ドラドラ)ため、
その時点で役牌を一つも打たずベタオリする選択をとります。

そして、かくかくしかじかあり残り8巡くらいでトイメンが役トイトイ裸単騎の聴牌を入れます。
ここまではチョンボのチの字も出てきませんね。
まあ落ち着いてください。

この時点で自分の脳内は
•3枚切れの牌を見落とさない事
•場況込みで他の人の手牌を読んで3枚切れてなくても1番安全そうな牌を探す事
•お願いだからツモらないでくれのお祈り(これが1番大きかったまであります)

結局他の人が通してくれたのもあって、安全牌が続きました!
親なので渾身のノーテン宣言して勝ち………………ませんでした

4つポンが入っていたのでちょうど一巡ツモ番が残っていました
ということで、僕の渾身のノーテン宣言は手牌情報の開示とみなされチョンボです

この時、まあ様々な感情が渦巻いてました
1に今日がまだ終わっていないので絶対に折れてはいけないということ
2に自分のミスで他人の結果に影響を与えてしまった事に対する罪悪感
3にこの後冷静に戻るために何をするべきを考えること

ですね。
メンタル維持をさせた方法については後述するとして、次起こさないようにするためには?という点について自分なりに記載します。

今回ダメだったのはそもそも枚数の見落としなんですが、その前提として明らかに情動的になりすぎです。
特に傾向として、自分の中で上手くいった選択や、分岐が終わってやり切ったあと特に情動的になりがちなのでそういう時にちゃんと一呼吸おいて所作等も含めて一呼吸置くことを意識しようと思います。
(ちなみに今現在は多分そういう際は手も震えて頭も熱いのでなかなか慣れるまでに時間がかかりそうですが…)

今後は練習で様々落ち着かせることを意識して自然とできるようにします…
ただ、完全に消すのは人間の性質上無理だと思ってるので、なるべく感情的にならない方法を見つけて実践して行こうと思います。

■チョンボが起きてからのメンタルの保ち方

ここからは反省ではなくメンタルの保ち方についてです。
チョンボが起きた際は先ほど記載していた感情が渦巻いてました。

ただ、即座にその日の目標を思い出します。
それは「チョンボを取り返す」ことではなく、「今置かれた状況下で最も勝つための選択をすること」です。
また、自分の精神を安定させるためにひたすらポジティブなことを考えます
例えば
•ここで自分が崩れて適当な麻雀を打つことは対戦相手にさらに迷惑をかけることになる
•さっきの自分の脳みその状態ならどう考えても避けられないミスだった(と言い聞かせる)
•人間大なり小なりミスがあってそれがたまたまルールミスだった(と言い聞かせる)
•そもそも人間はミスをする生き物(小林剛さん風)(と言い聞かせる)
などです。

自分はとにかく、想定外のことがあった場合はその日の目標を考え直してそこにむかっての最短距離を考えるようにしてます。
その後、ありったけのポジティブ理論を生み出して都合のいい解釈をして心を落ち着けます。
こういうある種パニックみたいな状態に陥った時、自分を助けられるのは自分だけなのでとにかくポジティブな言葉を投げかけるようにしています(自分に)

参考になるかは分かりませんが、チョンボやそもそも日常生活で何かの参考になれば幸いです。

リーグ戦ならびにプロ活動は引き続き頑張ります。

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