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【祝!海外譲渡!!】元JR東海、金城ふ頭に遺された「キハ11」と「キハ40」

名古屋港の「金城ふ頭」に長らく留置されていたキハ40系列やキハ11形が船積みされ、何処か海外へ運ばれている最中である事が確認され話題になっている。

JR東海を引退したキハ11・40・48の多くの車両はミャンマーに譲渡され、ヤンゴンやマンダレーで活躍している。
今回船積みされた気動車たちも、本当は追加でミャンマーへ向かう予定であった。

しかし、受取側であるミャンマーの方針が変わった為に、譲渡計画は途中で頓挫してしまったと言われている。
計画が破綻したタイミングで既にJR東海から輸送会社へキハたちの所有権が移っており、どうする事も出来ないまま金城ふ頭に放置されていたと考えられる。

これらの気動車は2016年3月に伊勢運輸区で廃車なった15両で、なんと7年も海風に晒され名古屋港に捨て置かれたままになっていた。

可愛いそ〜!

動きがあったのは2023年4月25日。
フィリピン国籍の貨物線に載せられ、行き先はシンガポールであるという事までは判明したようだが、キハたちの最終的な目的地は今のところ謎である。


普段は見えない、放置された気動車

金城ふ頭にキハ11・40・48が留置されていた場所は保税地域内の立ち入り禁止エリアにあり、近付いて見学する事は不可能であった。

が、しかし!裏技があった!!

名古屋の中川運河を航行する「クルーズ名古屋」の水上バスに乗ると、海の上からキハたちを見る事が出来たのだ。

水上バスはハイシーズンの土日にしか運行しておらず便数も数本しか無い為、金城ふ頭の気動車を見る事が出来た人はあまり居ないだろう。

船は波に揺られ強風に煽られる。
難易度の高い撮影であったが、なんとか写真を持ち帰る事が出来た。
いえ〜い、ヤッター!

そんなスペシャルな光景が、この記事に掲載した写真の数々だ。
なかなかお目にかかる事の無い、貴重なアングルだと思われる。

JR時代の高山本線キハ40

せっかくなので高山本線を走るキハたちの姿も載せておこう。

ミャンマーを走るキハ40とキハ11

さらに、せっかくなのでミャンマーで遭遇したキハたちの姿も載せておこう。

国内・輸送中・海外と、JR東海の気動車の多種多様なシーンをお届けした。

ミャンマーの鉄道はいずれ詳しく書きたいと思う。

ミャンマー気動車グッズ

権利関係がクリア出来そうな、日本で現役を引退した鉄道の写真を使って鉄道グッズを作って遊んでいます。
鉄道ファンが見たら楽しんでもらえるショップかと思います。
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