終活・生前整理のススメ
私は、大学生の頃から大阪の実家にある自室の整理を進めている。
きっかけは、京都の下宿を引き払った時に退去するのが大変だったからだ。
当時、不要なものを買ったり、使わないものを実家から持ってきたりしたため、捨てるもの・運ぶものが多く、とても後悔した。
退去前の部屋も、足場の踏み場がないといった壊滅的状況ではないものの、整理整頓できておらず、今となっては絶対住みたくない部屋だった。
そして、ここ5年ほど帰省するたびに自室のモノを減らし続けた結果、7畳ほどの自室にあるものは、体感で7割ほど減った。
そろそろ1年ぶりに帰ったとしても、どこに何があるかすぐわかるほど、ものが少なくなってきた。
今日、部屋の整理をしながら、ふと「終活してるみたいだな」と思ったけど、これは本当に終活なんじゃないか・・・?
冗談のつもりで思考していたけれど、生前整理以外のなにものでもない。
ちなみに今回は、震度5強以上のとき壊れそうなものの配置を変えたのと、本を25kg売ったのと、使いそうで使わない衣服や、大切そうでそうでもなかった書類、そして目立たない引き出しに隠れていた文具類などを捨てた。
もはや、「明らかに捨てた方がいい」と判断できるものは少ない。
写真にしてみると、けっこうたくさん捨てているが、何もかも無闇に捨てるわけではない。
価値があるものはメルカリで売ったり、ももクロのグッズとか卒アルとか手紙とか大切なものは残したりしている。
累計で、この量の5〜10倍は捨てたと思う(最初はものが多すぎて、大変だったなぁ)。
しかし、1つ誤解されたくないのは、私自身は大量にものを増やしてきたわけではない。
どちらかと言うと、むしろ買い物はしてこなかった人生だと思う。
事情としては、私は父や兄と服のサイズがほとんど一緒なので、おさがりをよくもらってきた。なので、それらを含めて処理している。
「タダでもらえる」ことは、一見するとノーリスクかと思われるが、こうやって真剣に後処理をすると、ローリスク・ローコストだと痛感する。
そして、それらは積み重なっていくと、ハイコストになる。
私はものを処理し始めてから、本当に大切だと感じるものだけを持つ努力をしてきた。
この学びを大学生の時期に得られたのは、幸運だったと思う。
▼ものが捨てられない人は、こんまりメソッドがおすすめです。
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