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「鬼遊び」 鬼よぶわらべ歌

おとといの事。

出勤日だったため学校へ。

最近、吉田新一郎氏の「ブッククラブ」や「リーディング・ワークショップ」を読んでいることもあり、児童文学も少しずつ読んでいかなければな〜と思い、図書館司書さんも出勤だったため話をした。

私「子どもが読んでいる本で、〇〇さんとしてはどんな本がおすすめですか。」

司書さん「そうですね。吉野万理子さんの本は個人的に好きですし、子どもたちも好きな子が多いですね。あと、廣嶋玲子さんの『鬼遊び』は、人気ありますね。私は、この本の面白さを、子どもたちから教えてもらいました。」

こんなやりとりで、ひとまず廣嶋玲子さんの『鬼遊び』を借りる事に。

司書さんから「少し怖い内容かもしれませんが、はまっちゃうかもしれませんよ。」

そのお言葉通り、一気に読めたし、物語の中にかなり吸い込まれていた。確かに不気味な場面はいくつもある。しかし、鬼の恐ろしさを通して、人間の愚かさや、人間の強さ、人も鬼も感じる寂しさを伝えているように感じた。

特に、本中の「鬼ごっこ」と「草相撲」の話は、怖さの中にじんわりくるなんとも言えない感動があった。

人と鬼という存在を真面目に考える時間となった。

次のシリーズも読んでみよう。

あ〜、読書はやっぱりいいな〜。

この良さを子どもたちにも味わせたい。読書は、一人だけでではなく、対話を通して楽しみながら味わえるという事を。

鬼よぶわらべ歌 (鬼遊び)
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