絵本「だいすきな先生へ」を読んで
昨日、ある絵本が届いた。
「だいすきな先生へ」
デボラ・ホプキンソン文 ナンシー・カーペンター絵 松川真弓やく
昨日と今日の夜で、気付けば5回も読み返していた。
どうして繰り返し読んだのか。
実は、私自身もよくわかっていない。気付くと手にとって開いているのだ。
ただこういった意識はうっすらだがあった。“何かを確かめたい”
その“何か”は5回読んでも分からない。
それでも、この絵本の字を目で追い、絵を注視すると次のようなことが頭をめぐる。
「どの教育現場にも取り残されそうな(いや取り残されているかもしれない)子どもがいる」
「やっぱり子どもに寄り添う温かさ、穏やかさ、ユニークさが大切なんだ」
「『わたしの先生でいてくださって、ありがとう』とある。俺は、これまでの子に『こんな俺を先生として受け入れてくれてありがとう』と色々な子の顔を浮かべながら思う」
「あの子どうしているかな」
「あんなことやこんなこと、子どものためになってたのかな」
「教師ってすてきじゃん」
そして、必ず最後のページを閉じると、自然と涙が溢れそうになる。
大変な時代だけど、未来を創造でき、未来を守るといった理想を忘れずに、歩んでいこう。
この絵本は、石川晋先生からのプレゼントと受け止めている。直接プレゼントされたわけではないが、石川先生のブログで知ることができたから。
石川 晋 先生とのご縁、本当にありがたい。
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