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HSP×3児ママの私の子育てとの向き合い方

こんにちは。きのです。
ご覧くださりありがとうございます。

繊細な自分と向き合い生きづらさを乗り越えてきた体験や学んだ知識について、主に発信しています。

この記事では、HSPであり3児ママである私の子育てとの向き合い方について、体験談をお伝えします。

子育てに試行錯誤するHSPママの一例や、子育てに向き合う姿勢、育児疲れの具体的な対策などについての内容です。

私の体験が少しでもヒントになりましたら嬉しいです。


▼自分にやさしくする

繊細なママさんは、子どもにはもちろんですが、自分にもやさしくしてあげることが本当に大切だと感じています。

日々子どもと過ごしていると、子どもの言葉や行動にイライラしてしまうときもたくさんあると思います。
そんなとき以前の私は、おおらかにいられない自分は母親失格だと、自分を責めてしまいがちでした。

でも、HSPを知ってからは、イライラは自分の限界を知らせるサインのひとつだと捉えるようになりました。

子どもにイライラしてしまうのは悪いことではなくて、自分がかなり頑張っている状態なのだと受け止めるようになりました。

子どもにイライラしてしまったり叱り過ぎてしまったときは、謝るなど必ず子どもをフォロー。
それと同時に、自分にもやさしい言葉をかけてあげます。

「イライラしてしまうほど、とっても頑張っていたんだね。よしよし。」

自分が自分の親になって「よしよし」としてあげるような感覚で、自分をねぎらいます。

アダルトチルドレンという概念について調べると、自分が自分の親になって自分の心を育て直すという考え方もあります。それに近い感覚です。

HSPさんはアダルトチルドレンの特徴を持ちやすいといわれています。
子どもの頃から親やまわりの大人の気持ちを察しやすく、子どもらしく振る舞えない場合が多いのかもしれません。

抑圧してきた部分が、親の立場になったときに出現しやすいケースもあると、自分のことに置き換えても思うところがあります。

HSPさんが子育てにつらくなったら、まず自分にやさしくする。ねぎらってあげる。

自分自身にやさしい言葉をかける他にも、
好きなものを食べたり飲んだり、自分のやりたいことをやってみるなど、

子どもと向き合うには、まず自分の心を満たすことが大切だと考えるようになりました。

▼完璧な親を無理に目指さない

ママはいつも笑顔で穏やかに、元気でいなければならない。
頭ではそう考えているのに疲れてしまう。
余裕のない自分を責める。

HSPを知る前の、私の状態です。

HSPを知ってからは、子どもに「ママちょっと疲れちゃったから休ませてね」などと正直に伝えるなど、完璧な、理想のママを無理に目指すことをやめました。

育児に専念して家にいるのだから、子育てとあわせて家事も完璧にこなさなければならないという考えにも私は縛られていました。

でも今は、以前よりも肩の力を抜いて、優先順位を決めて、できる範囲で家事に取り組むようになりました。

子育てや家事における完璧主義な思考を少しずつゆるめて、自然体で過ごせる時間が増えてきました。

完璧な、理想の親じゃなくていいんです。
ママの心に余裕があって、笑顔でいることがいちばん。そう思うようにしています。

▼耳栓やイヤホンを使用する

週末など、子どもたちと同じ空間で長い時間一緒に過ごす日。

そんな日は、外出したわけでもないのに、とても疲れてしまうときがあります。

朝から晩まで続く、子どもたちからの「ママ見て!」の嵐。泣き声。きょうだい同士の会話や喧嘩。

私の場合は、自分に話しかけられた内容だけではなく、きょうだい同士で話していることなど、あらゆる言葉が自動的に耳から入って頭で処理していることに、ある日ふと気がつきました。

どんな会話も情報として拾ってしまうのは、HSPの特徴のひとつかもしれません。

子どもたちから受けるたくさんの情報を長い時間処理している状態。そのような状態が続けば、疲れるのも当たり前ですよね。

そんなある日、試しに耳栓をしてみると、疲れて頭がぼんやりする感覚が少し和らいだように感じました。

それからは、子どもたちと家にいてひどく疲れを感じてしまうときは、耳栓やイヤホンを使用するようになりました。

ただ、使用するときは、
細かいおもちゃや危険なものを片付けるなどできるだけ安全を確保して、
使用する前に「ママちょっとお耳つけるから何かあったら教えてね」など、声をかけるように気をつけています。
使用中も子どもの様子をちょくちょく見ています。

耳栓で刺激を軽減するのはセルフケアにつながります。
また、Bluetoothイヤホンなどがあれば、聴きたい音楽や音声配信を、子育ての合間に聴くこともできます。

耳栓やイヤホンを適宜使うことで、疲れを癒したり、時間を有効に使うことに私の場合はつながっています。

▼ワンオペ育児の日は自分への負担をできるだけ減らす

我が家はパートナーが不規則勤務です。

そのため、いわゆるワンオペ育児で週末を過ごすことがたくさんあります。

正直家でのんびりしたいところですが、元気いっぱいの子どもたちを連れて外出する日も多いです。

そんなとき以前の私なら、親は子どもを公園に連れて行って遊ばせるものだ!と思い込んで、無理をしてでも出かけていました。

HSPを知った今は、自分の気持ちも考慮したり優先するようになって、あまり無理をしないようになりました。

和が家のパパはわりとアクティブなタイプのため、家にいるのがママだけの土日は休む日だという設定にして、おうち時間をのんびり過ごすことも増えました。

子どもたちも遊ぶ日と休む日のメリハリがあって、これはこれでのびのび過ごしてくれていそうです。

ワンオペでどこか出かける場合も、自分にとって負担になりそうなことをなるべく避けられるように計画します。

例えば、近所を散歩して誰かと会ったら会話に疲れてしまいそうだから、車の運転があるけど今日は大きい公園まで行こう。
または、今日は車の運転を避けたいから、近所をゆっくり散歩しよう。など…

子育て中は刺激となるような情報や行動を完全に遮断することはどうしても難しいです。

そのため、その時々の自分の状態から、自分にとって最も負担にならずに過ごせる方法を考えることを意識しています。

そうはいっても、少し頑張りすぎて疲れてしまったときは、
先ほどご紹介したように、自分にやさしく、ねぎらうことを忘れないようにしています。

▼HSPを子育てに活かす視点を持つ

子育てをしていると、様々な刺激に圧倒されることが多いのが事実。

その一方で、HSPの特徴を活かせる場面もたくさんあるのではないかと感じています。

例えば私の場合では、子育てのこんな部分にHSPが活かせそうだと感じます。

小さな子どもとの非言語コミュニケーションがとりやすい。

細かいことに気がつきやすいため、いろいろな可能性を考えて外出時の子どもの持ち物を準備したり、怪我や事故のリスクから子どもを守ることがしやすい。

子どもの気持ちに共感しながら話を聴くことができる。

言葉にならない子どもの気持ちをなんとなく察することができる。など…

人それぞれに、他にもたくさんのことが挙げられると思います。

たしかに、日々の子育てに疲れてしまうときも実際には多いです。
でも、子育てにおいても、HSPのポジティブな側面にもできるだけ目を向けていたいと実感します。

これからも、HSPの特徴を子育てに大いに活かしていきたいです。

▼まとめ

以上、HSP×3児ママの私の子育てとの向き合い方について、日頃考えることをお伝えしました。

・自分にやさしくする
・完璧な理想の親を無理に目指さない
・耳栓やイヤホンを使用する
・ワンオペ育児の日は自分への負担をできるだけ減らす
・HSPを子育てに活かす視点を持つ

HSPのような特徴の有無に関わらず、子育ては毎日本当に大変なものです。

HSPさんにとっては、自分に合う対処法を見つけながら、無理せずに、自分にやさしく毎日を乗り切っていきたいところですよね。

今しかできない子育て、子どもの成長を日々楽しんでいきたいです。

ここまでご覧くださり、ありがとうございました。

最後に、プロフィールや活動のご案内を掲載いたします。

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