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HSP×3児ママの私が子育てで感じるHSPの特徴

こんにちは。きのです。
ご覧くださりありがとうございます。

繊細な自分と向き合い生きづらさを乗り越えてきた体験や学んだ知識について、主に発信しています。

この記事では、HSPママである私の子育て体験談をお伝えします。

私はHSP気質を自覚していて、子ども3人の母親でもあります。
HSPを知ったのは3人目が生まれた後でした。

そんな私が、自身の子育ての中で感じるHSPの特徴について、まとめてご紹介します。

これまでの子育てを振り返り、つらかったことや大変だったことを具体的に思い出してみると、HSPの影響だと考えたらと納得できることがたくさんありました。

私は自分の子育てに長い間自信がなく悩んでいましたが、HSPに気づいてからは、疲れやすい自分を少しずつ受け入れて、自分に合った考え方や対処法を取り入れていけるようになりました。

もしかしたら私ってHSP?と悩むママさんや子育てに頑張るHSPママさんに向けて、私の体験が少しでもヒントになりましたら嬉しいです。


▼子どもの気持ちに反応しすぎる

HSPさんは共感力の高い方が多いといわれています。

例えば私の場合は、子どもが楽しそうにしたり喜んだりしていると、私も満たされたような気持ちになり心が安定します。

その一方で、子どもが泣いていると一緒に悲しむような、苛立ちもおぼえるような、かなりつらい気持ちになります。

特に、子どもがお友達と喧嘩をしたり泣いて帰ってきたりすると大変。その対応に本当にぐったりと疲れてしまいます。

子どもの「悲しい」「悔しい」などの感情がそのまま自分にも入り込んでくるような感覚がして、自分の心までぐらぐらと乱れてしまうのを感じます。

また、目の前の泣いている子にどんなふうに対応すればよいのか、どんな言葉をかけたらよいのか、たくさんの可能性を想定するように頭が働いて、思考がとても忙しい状態になってしまいます。

子どもたちのことを愛しているはずなのに、子どもの感情に振り回されるあまりに、泣いている子どもに対してイライラしてしまうときもよくありました。

そんな自分は愛情の足りない母親なのかもしれない。
こんな状態で母親がつとまるのか。
長い間自分を責めて悩んでいましたが、HSPを知って腑に落ちるものがありました。

私がHSPだとするならば、子どもの気持ちに反応しすぎてしまうのは、ある程度は仕方のないことなんだとわかりました。

自分を責めることが減ったんですよね。

子どもの対応に気持ちがつらくなったら、ドアの向こうなど、安全な範囲で少しその場を離れて気分を落ち着かせるなど、
子どもの気持ちに反応しすぎる自分自身に対して、少しずつ自分なりに対処法を実践できるようになってきました。

▼子どもとの境界線が曖昧になる

HSPさんは他者との境界線が曖昧になる傾向があるといわれます。
それは子育てにおいても顕著にあらわれやすいと感じています。

私の場合は、自分と子どもを重ねて見てしまう同一視のような状態になることが多く、特に気をつけています。

先ほど書いた、子どもの気持ちに反応しすぎてしまう状態も、境界線の曖昧さにも関係しそうですよね。

それから、子どもに対する他の人の言葉や態度が気になりすぎてしまうことも以前はよくありました。

子どもから見て祖父母や、関わる大人の方からどんな言葉をかけられて、どんな態度で話しかけられているかなど、
我が子が体験していることをまるで自分がされているような、自分も体験しているように不思議と感じていました。

また、私は親や先生から「内気な子」と心配されるタイプでした。
いつも何かに緊張しているような子ども時代を過ごしたことが、ネガティブな思い出として自分の中に色濃く残るような感覚があります。

そのため、我が子も自分と同じような息苦しさやつらさを抱えて、集団生活を過ごすのではないかという心配が強かったです。
子どもがはじめて入園した頃は特にそんな想いを抱いていました。

でも、この子はこの子。私ではない。
私と我が子は別人格、まったく別のひとりの人間同士なんですよね。

我が子を自分と重ねて心配や干渉をしすぎてしまうと、子どもがその子らしい、自分らしい人生を送ることができないと、ある時ふと気づく瞬間がありました。

子ども自身の可能性を潰してしまうことのないように自分に言い聞かせて、子どもとの境界線を保つように気をつけています。

▼とにかく疲れやすい

HSPさんはより多くの情報を脳で処理するため、疲れやすい傾向があるといわれます。

私はとにかく疲れやすくて、自分はなんて体力のない母親なんだろうと、HSPを知る前からずっと悩んでいました。

例えば普段の生活の中では、子どもたちが賑やかに遊ぶ声をずっと聞いていると、頭が痛くなってしまします。

公園やレジャースポットなど人の多い場所へ行くと、楽しいのにすぐ帰りたくなってしまい、帰宅後はぐったり。回復に時間がかかります。

園や学校などの行事に参加すると、子どもの成長が見られて楽しい一方で、他の保護者の方や先生方、人の目が気になったり、人の多さや行事特有の雰囲気にのまれてしまう感覚になります。

今書いたような疲れやすさは、HSPを知ってから、自分の性格が母親に向いていないとかそういうことではなくて、あくまで気質のせい、自分はそんなタイプの人だというだけなんだと理解できました。

子育てに向いていないわけではなく、単に周囲の影響を受けやすいだけだったと気がついたんです。

そのことに気づいてからは、疲れを感じたときは「今日も頑張ったね」と少しずつ自分をねぎらえるようになりました。

また、外出などの計画を考えるとき、特に自分ひとりで子どもたちを連れて外出する場合などは、以前より頑張りすぎないように気をつけています。

子どもたちに楽しんでもらうのと同時に、自分の体力や疲労感を観察して、双方のバランスを考慮するように自然となりました。

▼人付き合いに苦手意識を感じる

対人関係に苦手意識のあるHSPさんも多いですよね。

私も小学生の頃から、女子特有のグループを組んでの友人関係に悩まされました。
群れることが苦手な一方で、仲間外れになることが怖くて無理を重ねる日々。

大人になるとそのような悩みから解放される時期もありました。

でも、子どもが生まれて子育て支援センターへ行ったり幼稚園へ入園するにつれて、女子の集団という感覚を思い出したんです。

ママ集団を目の当たりにする機会が増えましたが、複数人のグループでの会話に入ることが、私はやっぱりどうしても苦手なんです。

相手にどう思われたか不安になってしまったり、うまく話せないことに負い目を感じてしまうことが続きました。

保護者の方や先生方など、たくさんの関係者の方と接する機会が、子どもの成長と共に増えていきます。

子どもの母親として、どのように地域の方と関わっていくのか。自分の中で今も大きな課題のひとつです。

我が子と関わってくださる関係者の方には感謝の気持ちを忘れずに、はっきりと挨拶をするなど、まずは自分にできることから心掛けています。

▼まとめ

以上、HSPの私が子育ての中で感じるHSPの特徴についてお伝えしました。

・子どもの気持ちに反応しすぎる
・子どもとの境界線があいまいになる
・とにかく疲れやすい
・人付き合いに苦手意識を感じる

ここまでご覧くださり、ありがとうございました。

最後に、プロフィールや活動のご案内を掲載いたします。

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