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ラストスパート・ジャーナル

1年間続けてきた「ほめ言葉ジャーナル」が先日、3周目の最後のスターの子を終え、「ほめ言葉ジャーナル」自体も終わりを迎えました。

「ほめ言葉ジャーナル」については以下の記事をご覧いただければと思います。

1日に1人「スター」を決めて行うので、30人学級であれば30日を要することになります。今年度の修了式まで残り10日ほどとなっていたため、3周で終了ということになりました。

では残りの期間は何をするのか?「ほめ言葉ジャーナル」の名称を「ラストスパート・ジャーナル」に改め、1年間の総括をすることにしました。

修了式まで「1日1題」先生からお題を出し、お題に沿った振り返りを書いていきます。お題については先日Twitterの方でも投稿しました。(ツイートが「振り返りジャーナル」になってた、、、)

進め方は「スター」がいないというだけで、「ほめ言葉ジャーナル」と同じシステムです。

  1. 5時間目(4時間目)が終了する

  2. 教室を「1分30秒」整頓する

  3. 「ラストスパート・ジャーナル」を書く

  4. 書けた子から先生に手渡し

  5. 先生はその場でフィードバックし、返却する

  6. ハイタッチして「さようなら」
    →終わった子からどんどん帰る

先生が赤線を引きながら子どもに言葉でフィードバックをし、その場で返却をします。放課後にジャーナルをチェックする時間は取りません。学級じまいが見えてくるこの時期に、短いながらも毎日全員の子と1対1で話せる機会が持てるので、とても豊かな時間になります。

例えば、こんなことを書いてくる子がいます。

お題『のこりあと「10日」。どんなクラスで終わりをむかえたい?』
のこり少ないからって安心するんじゃなくて、さいごまでしゅうちゅうしたいです。
さいきん、どんどん成長しているからいい調子だと思います。
4年生になっても3年1組みたいな教室にしたいです。
3年生は、しゅうちゅうしていろんなことができるクラスで終わりをむかえたいです。

ある子の「ラストスパート・ジャーナル」

「最後まで気を抜かずに頑張りたい」という思いが伝わってきますし、こういった考えはぜひクラス全体で共有したいものです。私は翌週の朝の会で紹介する予定です。

終わりが近づいてくると、個人としても集団としてもいきなりグンと伸びる子が出てきます。それを見逃さないためにも、この「ラストスパート・ジャーナル」は有効に働いてくれる気がしています。

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