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プロデザイナーさんからのフィードバック鬼まとめ①


デザイナーを目指し転職活動中のkinomiです。

採用面接でプロのデザイナーさんからデザインについてたくさんフィードバックを頂けたので、記録していきます。

⚠この記事ではフィードバックの内容についてあまり触れていません。
フィードバックを頂くまでの過程を書いたので、詳しい内容は次の記事に。




はじめに、これまで私のnoteを見てくださったすべての方へお礼を伝えさせてください。

こちらの記事のスキが100件を超えました。(この記事を書いている時点で118件です)

当初Xでこちらの記事を投稿した際、Xをあまり使用したこともなく、私のフォロワーさんは10人ほど。
そんな中、ドキドキしながら投稿したところ、デザインに精通されている方に引用ポストしていただき、結果多くの方に応援していただいています。

皆さんあったかいですね。
拙い作品ですが、反響をいただけたことでたくさんの気づきがありました。
また投稿したという事実も大切だなぁと。
自信がない私が発信を続けようと思えるきっかけになりました。

本当にありがとうございます。




採用面接の課題は【LPサイトのデザイン】

■ 鬼のスピードで課題提出→リサーチ不足に気づく

1次面接で代表・アートディレクターのお2人とお話させて頂いた後、「課題やってみる?」とのこと。

やります!と食い気味に答え、数日後に送られてきた課題の内容は「お蔵入りした実案件のLPサイトのデザイン・プレゼン」

提出の締切は8日後。
私はこの課題を次の日に提出しました(これが後の後悔となります)

□ 制作した内容

・LPサイトのデザイン(素材探し / 2時間・デザイン / 7時間)
・バナーデザイン(5種類 / 1時間半)
・プレゼン用のPowerPoint(6時間)

鬼のスピードで提出した理由は、印象が良くなるかな?という下心の一心です。
自分的にはいいデザインができた!と思って提出し、プレゼン用資料制作に入りました。

しかし、要件定義や目的について書き始めたところで、あれ?そもそもLPサイトの目的なんたるかをあまり考えてなかったかも…と提出済みの課題を疑い始めました。

■ 課題提出後にLPサイト制作について知る

いや、順番間違えすぎ。(おバカ)

以前クラウドソーシングサービスのコンペでLPサイトを作ったことがあったので、なんとなくで作ってしまったように思います。
フィードバックも受けていないので、できていないところがあって当然なのに…焦りすぎたし努力不足を痛感。

課題は提出してしまったものの、反省しようと思いLPサイトについて調べてみました。

Youtubeやブログ記事を見てみたり、ポッドキャストでLP制作の難しさについて投稿したところXでアドバイスをいただきました。
(タムラさん@comma_tamuraがポッドキャスト聴いてくださった上でアドバイスまで。お優しい…ありがとうございました。)

LPサイトについて反省したポッドキャスト↓

□ 私が感じた自分のLPサイトの反省点
・自分が好きなデザインに寄りすぎている
・競合サイトのリサーチ
・訴求効果のあるキーワードが入っていない・強調できていない
・事業内容が具体的に書かれていない
・他サービスとの比較がなく差別化をアピールできていない

(後にこの反省点のズレが判明するので、これも正解ではありませんでした)

■ もう一度構成を考えて再作成

先述した反省点を踏まえ、2次面接のプレゼンまでにLPサイトのデザインを再作成しました。

ここで、問題にぶち当たる。
必要な情報を入れることと、デザインの均等を取ることの難しさを痛感。

いや、めっちゃムズイ。
最初にデザインしたときは意気揚々と楽しくデザインしたのですが、「ターゲットに対してこのデザインは可愛すぎる?」「比較表ってどうすればおしゃれになるの?」「フォント合ってない気がする…どうしよう…」となります。

試行錯誤しながら、納得度60%くらいのデザインで必要な情報を入れ込めたLPサイトが完成し、プレゼンに挑みます。


いざプレゼンの日!約2時間半の2次面接

■ デザイン再作成についてまずは謝罪とお願い

当日はzoomミーティングで、1次面接と同じく代表・アートディレクターのお二人と面接でした。

-- 余談 --
面接の20分前に「あ…マイク付きの有線イヤホンない」と気づき焦りました。
我が家のPCは旦那さんがFPゲームをやるため(名目は私のデザイナー就職を応援するためらしい)に作った自作PCで、無線のBluetooth機能がないんですよね。

旦那さんがFPゲームで使ってるヘッドフォンしかない…(VTuberが使うような可愛いやつ)面接でこれどうなの…

と旦那さんに助けを求めるも解決は難しそうだったので、白い可愛いヘッドフォンを装着しプレゼンに挑みました。

開始早々お二人に笑ってもらえたので、まあ良かったです。
今度イヤホン買っとこね。
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最初に、「デザインを再作成したものでプレゼンさせていただけませんか」というお願いと謝罪をしたところ、オッケーを頂けたので続行。

最初からやる気だせや!と思われたかもしれないけど、オッケーという言葉をそのまま受け取りプレゼンを始めました。

プレゼンは企業のお二人をクライアントに見立てて実施。
その後、プレゼン内容とデザインについてたくさんのフィードバックをしていただきました。

■ プレゼンとデザインについてのフィードバック

□ プレゼン
// 良かった点 //
・スライドの合間に小見出しのページがあることで一呼吸置ける。分かりやすい。
・写真を充実させることをクライアントに提案していて良かった。
・合間のイラストが可愛い(これは加点ではないと思うけど嬉しかった)

// 改善点 //
・LPサイトの概念的な説明があったが、クライアントに合わせて出した方がいい。
→クライアントの方がマーケットに詳しいことも多いため不要な説明になることもある。資料は作っておいて「LPサイトについて知っていますか?」と聞いてから説明の判断をした方がいい。
・競合のリサーチが足りていない。同じ業種に限らず、料金やサービスの比較を調べてあげると良い。
・デザインカンプをスライドに張り付けるよりFigmaのプレビュー機能で見せた方が見やすい。
・企業についての情報が少ない場合、自分のストーリーを作って「こうしました!理由はこうです!」と説明するのも大事。

デザインについては細かくほめていただくこともありましたが、指摘事項をまとめます↓

□ デザイン(詳細は次の投稿で!)
・個性的なフォントで逃げない
・テキストのスタイルをコンポーネント化して時短
・レイアウトグリッドを使う
・好きなデザインについてもっと考える


あれよあれよと出してていただくご指摘。
自分で薄々気づいていたことや、全く想定していなかったことまで。
もう、勉強でしかない2時間半。

長時間お付き合いいただけたこと本当にすごい。
ありがとうございました。

プロの方から頂くフィードバックは自分で考える100倍は気づきがある

と言っても過言ではないくらいのフィードバックでした。

採用していただけるかはわからないけど、貴重なお時間を使っていただけて得たフィードバックを、今後デザイナーになれたときに生かせるようにしたいです。

フィードバックまでの過程はおわり!
次の記事でフィードバックの内容をまとめます。

またね~。

kinomi

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