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今週のkinologue【11/13-19】

11月とは思えないほど暖かな日差しの日曜日。地元のサーファーには物足りないだろうけど、白い波と富士山が美しかった。結局、日曜からこぼれたけど、まだ許されるだろう「今週の」kinologue。
毎週何かの締め切りだの発表だのに追われ、それもやっと半分終わった。来月の「ノルディック・シネマ・ワンダーランド」までに、あとひと踏ん張り、ふた踏ん張り。今週も数回打ち合わせたが、アイディアが色々湧いてきて、やりたいこと無限大。笑。ますます楽しいイベントになりそう♪

この案内板だけは公共施設っぽさが残る、旧市民会館

先日行った南浦和のギャラリー・コトコトさんで招待券を頂いたので、初めて行った「さいたま国際芸術祭」。大宮で降りたのも初めて。タワマンが立ち並ぶデカい街!パンフレットも読んでいたし、日曜美術館での紹介も見ていたので、多少知っていたものの、いろいろ驚かされた。メイン会場の旧市民会館おおみやは前川國男っぽい建物がカッコ良くていいなぁ。去年の3月まで市民会館として50年以上使われていたらしい。ということは、今回はじめて芸術祭の会場になったということだろうか。このメイン会場、作品だけでなく建物自体がアートのようなつくり。少なくとも私にはそう思えた。

ここがいちばんカッコよかった気が

会期が始まってから結構経っているのに、工事中のような場があちらこちらにあり、どういう意味なのか。これからまた何かあるのか。どこをどうまわったらいいか、わかりにくい。それを狙ってガラスの壁を設置しているのか、見えているのに、行けない。「ここにはどうやって行けばいいんですか?」の質問にスタッフの方たちも慣れているよう。「この階段を上がるとここにつながるんですよ」と受付で貰った地図を見ながら丁寧に教えてくれるが、これもまたわかりにくい。矢印でも立てておいてくれればいいのに、と思ったが、アートにそんな無粋なことできるわけない。しかし、この不自由な感じ。じわじわと楽しくなってくる。本館?の向かいの地下に小さなホールに入るには上から見えているにも関わらず、一度外に出てから違う入口を下らないとたどり着けない。その頃には階段を上り下りするのもわくわくしてきていた。

リールを使ったアートも面白かったが、床の模様の方が気になる
この前にお坊さんが2人佇んでいた?のを見て、それも含めたアートのようだった。

映画上映中の平日夕方ということで、来場者もまばらという中、びっくりしたのが、コトコトさんでいちばん目立っていたko-u-ki-shi-nさんデザインのふくろうのバッグを持っていた人を見かけたこと。声をかけたかったが、例の迷路のせいでその後会えなかったのが惜しまれる。

93歳のおじさまも一番気になると言っていたバッグ。行った時には既に売れていた。

そして最後にさらに驚いたのが、向かいにある氷川の杜ひろばと大宮図書館。1階は役所にもなっていたが、 SCAPの展示と勉強する中高生たちが混在し、上の階にあがると天井が高く開放感のある図書館スペース。こんなところ、北欧も顔負けではないか。ひとりスペースもたくさんあり、家の近くにあったらうらやましい。『翔んで埼玉』続編の公開が近いせいか、ちょうど埼玉の話題が多かった今週、毎週行っているのに、まだまだ知らないことが多いなぁ。

反対側のスペースも大きなガラス張り。旧市民会館と向かい合っていて芸術祭とも近い感じ


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