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映画よ、今年もありがとう❤️2022

年末まで忙殺の日々で、気づくと大晦日。ああ、今年も映画に感謝を伝えておかねば、終われない!しかし、あんまり観てないなぁ、特にこの3ヶ月。

IMAXで観られて幸せだった、今年の1本。

5位『トップガン マーヴェリック』
「トップガンとか見るんですか!」と言われ心外だったが、もちろん観ますよー。「結構続編色濃いよ」と聞いて、仕事帰りにふらっと行くのをやめて、アマプラで復習してから地元のIMAXへ行って大正解。ストーリーも設定も全く忘れていたから(元々ストーリーはどうでもいいけど)、アドバイスに従ってなかったら5位にはなってない。去年の『DUNE』と同じで、こういう映画にしかない表現を観るとやっぱりグッとくる。コロナ禍続く2022年、洋画に久しぶりにお客さんが戻ってきたのも本当に嬉しいことだった。

このポスターのことは許してない。

4位『アフター・ヤン』
オープニングのダンスシーンが何より最高だが、全体を通して優しさが沁みた。10月終わりの疲れた頃に観たから余計にそうだったのかもしれないが、 基本的にSFが苦手な私でもすっと入れる、美しい未来だった。あと30年くらいしたら、ヤンに話しかけてる自分がいるのかもしれない。コゴナダ、3本目もものすごく楽しみな監督だ。

最高に良かった!と力説したら近所の映画館で上映してくれたのに、行けず。。。

3位『ベルファスト』
オスカー作品賞を獲ったのは『コーダ』だったが、こっちの方が良かったなぁ。「なぜ、今、ベルファスト?」が足りなかったのか、公開中も勢いがなかった気がする。役者も映像も音楽も文句なし、ケネス・ブラナー作品は少し苦手だったが、今回はハマった。思い出すだけで、また観たくなる。

気づくとA24が2本。認めたくないけど。

2位『カモン カモン』
みんな大好き、カモンカモン。「カモンカモン」って言いたいだけかもしれないけど。笑。興行的には良い結果だったようだけど、全然十分じゃない買値と聞き、先ずは買った人にお礼を。良いものを観させて頂きました。マイク・ミルズの次はミランダ・ジュライの新作が来ると信じているけど、どうかなぁ。

来日トークイベントつき上映@シネクイント

1位『スパークス・ブラザーズ』
今年はなんと言ってもスパークス。出会ってしまったから、仕方ない。マリメッコ&カンペールのラッセルを見てしまったから、仕方ない。劇場で2回観たのはこの1本だけ。全く知らなかったアーティストのドキュメンタリーでこんなに感動したのは初めて。そして半年後には本人たちを見ることが出来たのは今年のハイライトだった(サイン入りDVDを予約しなかったのが悔やまれる)。70代の彼らがこんなに楽しそうに頑張っているのだから、まだまだやれると勇気づけられる。そして「次回作が最高傑作」と私も言いたい。

と、まぁ、世間と逆行する洋画ばっかりのラインナップ。邦画だと『PLAN75』『香川1区』も捨てがたかった。来年はもっとたくさん観られますように🙏


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