風刺や批評のコンテンツ化(長い)

「ネガティブな話やめてくださーい!」
(りりちゃんっぽい声で)
批評や風刺、どこのSNSでも、良くて黙殺、悪くて凍結処分なんだが。
書きたい人は、けっこう居るだろね。

だって、次の通り。
・ネットはリアルに対するパラレルワールド(匿名性?)
・自分がそこそこ詳しい世界を書く
・ネットは到達範囲が広いからニッチでもリーチ

オリジナリティーあるコンテンツ、「自分の実体験を基に」書いてたら、批判的・告発的なトーンを帯びてくるのは、必然でしょう。

で「黒い笑い」は、どの程度までウケるのか?
私の経験は、Twitterでフォロアが1.4万に達した程度ですが。
水増し無し、所属会社や党派なしの純ネット垢で、どういう手を使えばいいのか?

ここから後は有料で………うそうそw

いま、noteに投稿し始めて1週ぐらい、フォロア50の時点で。
1投稿の閲覧が20-30回。
閲覧数に対するFavの比率は1/10~1/20ですね。
これは面白いなぁ、と。
Twitterで風刺画をUPしていた時と同じ比率なんですよ。
閲覧件数とRT件数の比率が1/20でした。
「私ぐらいの弱い毒吐きだと、閲覧者の5%に刺さる」と言える。

この、1/20って反響レシオ、皆さんの自己分析と比べてどうでしょう?
高いなぁと思いますか?低いですか?

もう1つ、面白い発見があります。
フォロア1.4万の「準アルファ」状態でも、フォロア50の「新設アカウント」でも、私は反響レシオが一定です。
「有名な人だから」と賛同される、バンドワゴン効果が全く発生していないw
逆に言えば、弱小アカウントでも、歯に衣を着せないことで、ある程度の反響はある。

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もちろん、批判的コンテンツは、主流となりうる発信方法ではありません。
少しでも早く、大勢の目に触れたい、と願ったとします。
そうすると「なんらかのパターン化された主張」を書けば良いわけです。
ネトウ□・パ□ク・陰謀論・新興宗教……そうした主張グループに参加すれば良い。

団体は、勢力を大きく見せるため、TLを埋め尽くすため、相互に拡散しあいます。
すると、カルト集団は教義より「相互拡散の互助会」という利点が副次的に生まれているのです。
毎日毎日、昼飯をUPしても反響が皆無だったオジサンが、政治的主張に参加すれば「論客」「ジャーナリスト」「御意見番」と呼ばれるわけですな。
「テストだりぃ」とクールに吐き捨てて、フォロア数人だった学生さんが、政治的主張に参加すれば「新進気鋭の若手論客」になるかもしれないのです。

ところが、こういう集団、一皮めくると儲け話や露出話、上の方は血縁やコネでガチガチ。
一般人は、承認欲求や不満感を刺激され、罵声を叫ぶだけ叫んで、利用されて使い捨て。
差別的投稿で勤務先を割り出されるとか………政治家に利用された鉄砲玉だねぇ。

オリジナルコンテンツに読み手が付くのを待ちきれず、特定の思想に、自分の人格を譲り渡すと、まぁ読み手が付くのは早いですが、搾取構造に入れられてしまうんですな。

コンビニなど、FC(フランチャイズ)で「起業」するのと似てるかなぁwww

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他人が読みたくなる、覗き見たくなる、個性・技能・経験がない場合。
「カルト集団の勢力誇示要員としてFC搾取」されずに売名する、別の方法もあります。
徹底的に「売れセン」に振るのです。
ネット企業や広告業界が考える「望ましいユーザー像」にアジャストして自己改造する。

インスタグラマーとかユーチューバーとか。
ある「プラットホームの利用者」に過ぎないのに、特定の顔や声や口調や発信内容が、思い浮かびますよね?
インスタグラマーと聞くと、お父さんウーパールーパー、お母さんがカマキリだったとおぼしき、修整の強い女性画像が思い浮かぶ。
ユーチューバーと聞くと、フードコートで子供にガン飛ばしてそうな兄ちゃんが、早口でまくし立てているイメージでしょうか。

プラットホームや広告業が流行らせたい姿に擬態すると、すぐ受け手が用意されます。NSC芸人みたい。
カルト集団と同じく「上位は既に決まっていた」としても。
それに群がり模倣する集団に入っていれば、被害はせいぜい、学歴や職業を得る年代を失うぐらいで、若い日の思い出として後年ファミレスで語れます。2昔前、ゆずの真似して、駅前でフォーク歌ってたのと同じこと。

「カルト集団にFC加盟」よりは傷が小さいとはいえ、「売れセンに擬態」も胴元が企業なだけで、参加した頃には流行が終息とか、一般人は搾取されることには変わりません。
「カルト集団にFC加盟」は勢力誇示のサクラ。
「売れセンに擬態」はブームをつくるサクラ。
前者は人格譲渡の損害が大きく、後者は参加可能期間が短い。

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「特に発信すべきこともない一般人」を自認するのなら。
SNS発信は、拡大を求めず、気の合う仲間、リアルの友人、に限定する、のも賢明です。
(noteで書くほどのことか?という常識ですがw)

「ネットは連絡手段だと割り切る」
このスタイルを自認する人が最も多いのですが。
本当に、それに耐えられるのかなぁ?w

今の社会、ネットで売名した者が勝ちです。
学問的実績がまだ無い院生でも、いつの間にか有識者になって、ポストも数々もらう。
私がいた新聞業ですと「新入社員だが社説を書かせろ」といったカンチガイ君が早期退職し、ウヨサヨ媚びてネット売名に成功すると、有識者として古巣に錦を飾る。先輩後輩はゲンナリしていても、幹部は有名人だといって有り難がるw

リアルでは昇進や昇給がない、ネットで売名すれば大成功。
こんなクソ社会で、売名を我慢しながらネット利用を続けられるのか?
「私は大丈夫」と言ってても、本心はかなり違うでしょうね。
ネット有名人が失脚したときの「燃えっぷり」を見れば、皆さんのやせ我慢が想像できますw
「ネットは連絡手段だ」と強く言い切る人ほど、いきなりカルトにFC加盟したりする。

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「カルト集団にFC加盟し人格譲渡」……損害大
「ネット企業の作る流行に乗る」……短期終了
「ネットは連絡手段と割り切る」…やせ我慢

売れセンに合わせて批判的記述を我慢せず。
カルトに合わせて与えられた敵を叩かず。
自分の目で見たまま、問題意識を書いて公にする。
こういうスタイルでも、閲覧者の1/20の反響は返ってきます。
5%を「多い」と思える人は、読み進んでください(情報商材っぽいかなw)。

批評や風刺、毒のあるコンテンツ。
社会問題について告発的視点。
これをどうやって発信するのか?

まず「公にする」と書いた通り、不特定多数に読まれる前提でなきゃいけません。
根拠のない中傷は処罰されます。処罰されなくても私人を傷つけては可哀想。

私のこの投稿を読んで「批判には反響あるのかぁ」と外国人排斥に励むトッツァン。街中を歩く人々が全部、中国人や韓国人だと主張しても、それは貴方の妄想であって、批判するに足る事実ではなりません。「貴方の知力ではネットを使わない方がいい」これが客観的事実ですw
このトッツァンだけでなく、政党関係者やヤフー管理人に至るまで、批評の可否を「左右」で判断している人は多いよねぇ。「私=正義の側、を批判するのは違法」こりゃ感情的だね。

具体的に、どういう批判的コンテンツが違法になるのかウケるのか。
微妙なコツは、後日に有料で書きます。
今ここで明かせる批評や風刺のコツは、総論になります。

まず、勝とうと思わないこと。
批評や風刺を取り締まる人は、有名になりたい、強い側に居たい、が強いのです。
常に負け犬でいる、絶対に勝たない、これはとても有効な防衛法ですwww

笑いを取ること。
私は、twitterで過去10年余、当時の政権ほかを嘲笑した画像を投稿しました。
政権を擁護する方々でさえ、画像の馬鹿馬鹿しさに釣られて笑ってしまう。
そこまで可笑しいと、風刺は成功です。
私の風刺画がバズると、左翼がそれを流用/模作し「あれを作ったのは私たちです」バージョンを流していましたが、笑いを取れない風刺は風刺と呼べず、炎上や嫌悪しか得られていなかった。

フェアであること。
批評や風刺は、受け手の共感を得ることで、それまでに無かった視点を伝えなきゃいけません。
不特定多数の受け手に伝わるよう、平易な表現を心がけましょう。
賛同してくれる身内だけに向けて書いてると、だんだん、ただの罵倒になります。
また、他人様を嘲笑するからには「お前はどうなんだ?」が必ず返ってきます。
それに耐えられるフェアな態度は必須です。
私は政権風刺をUPしていましたが、右な人への言論封殺があれば批判していましたし、右の風刺絵師とも「碁敵」のような友人でした。保守絵師からはパクられないしなぁw

逃げ足が速いこと。
批判的コンテンツ、私の場合「閲覧と反響が20:1」だとして。
「5%」は有望な数値なのか?
たとえば全国紙シェアだと、読13.6、朝9.5、毎4.1、日3.8、産2.3(2020年読売資料より)。
政党支持率だと、自36.2、立5.3、維4.9、公2.5、共2.5、国1.2、れ0.3、社0.5(先月NHK)。
「5%」という数字、趣味ならアリ、商売なら再考が必要かも……もしバックが無いなら。
(ここで毎日さんズッコケる)
つまり批判的コンテンツは、弱小アカウントがニッチ層を得るぐらいなら、意外に有効。
でも、メジャーになりたいなら、必ず捨てねばならない物です。
「偉くなったら切れ味なくなった」「カドが取れた」これは世の真理なのです。
もしも「有名になるため」批評や風刺を手がける人は、必ず辞め時を考えなきゃいけません。
拙作をパクっていた左派絵師は、有名になりましたが、もう風刺は行いません。
名が売れたら、知名度だけ流用して離脱する………辞め時が肝心です。

………以上、この記事自体、批評的で毒のある記述ですが。
結局は、心の問題であって。
名声は得られない、ネット空間で孤立、感情的な人を敵に回す………そういうのに耐えられるか?
耐えられるなら、批評や風刺をやれば良いのです。

世間に、異なった視点を提案することで………
正義から見過ごされる弱者を助ける、虐げられた人々が溜飲を下げる、欺瞞を笑う勇気を与える。
「そういうこと言っても良いんだぁ」とオフサイドラインを押し上げる。
こういうのに無上の快感を覚える人には、風刺や批評に挑むことをオススメします。

私は本来、異性交遊の方が好きなんですが、相手が居ないもので、やむなく………












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