カメラバッグ考

行き着けのパンドラハウス京都桂川(イオンの手芸店)で、厚手のカンバス地を大量に買った。
太い糸(#30および、ジーンズ用#20)、対応する針も買った(これ大事)。
いよいよ息子にカメラバッグを縫う。

カメラバッグには、文句いいたいことが多々ある。

1昔前までのデジカメブーム。長らく続いていたエツミの定番品に加えて、ぼちぼちシャレオツな高いのが出てきた。
今はそれらも姿を消し、不愛想なリュックが多い。

そしてカメラバッグは殿様商売、使い勝手なんか考えずに、ずっと似たような容量、入れ方の物ばかりだ。デジカメブームが去って一層、選択肢が少なく、値段は高くなった。

肖像権か団塊か等倍観察厨が悪いのか。
風景で機材を競うばかりで、スナップ写真は衰退の一途。
だから速写性に配慮した物はない。つか無くなった。

ストレージや点検や送信にPCを併用する人も多いだろうに。
「カメラとPCが入る」鞄というのも未だにない。
20余年前に記者やってた時に探したが無かった。今もない。

電子的歪曲補正により高倍率ズームが多くなった。
でも未だに、多数の単焦点を収容するような設計の鞄が多い。

カンバスのカメラバッグは、デジカメブームの末期にわらわら出てきた。
そして値段を吊り上げた。
そして一気になくなった。

メディアや充電器を念頭に置いたポケットもない。
昔ながらのフィルター入れだ。

速写性の高いのはホルスタータイプだ。
望遠付き1台を収める物しかない。

自転車のブームはデジカメより少し遅れて、同じぐらい続いた。
デジカメよりは定着してるかな。
サイクリングに対応したカメラバッグもない。

なんか、内容物の想定がフィルム時代のまま。
外側だけ変えて、使い勝手と選択肢を悪化させながら。
値段だけが上がってる。

こうして市販のカメラバッグには不満が多々ある。
ゼロから自分で設計できるのが、自作の楽しいところ。
息子用にどんなのを縫うか?これは後のお楽しみとします。
出来たら公開しますね。

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