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早く酒が飲めますように

♯チコちゃんに叱られそう日記 6日目。

今日も休みなので朝寝する。昨夜は早く寝ようと思ったのにぼんやりスマホを眺めていたら日付が変わってしまった。これは良くない傾向なので今日は早く寝ようと朝から決意する。

日曜の特権で朝風呂をキメる。ものすごく贅沢だ。ふだんは夜なので暗い窓から、いまは陽の光があふれて風呂場全体が明るい。うっすら窓を開けると遠くで犬の散歩をする人の声が聞こえる。極楽だな。

天気が良いのでカーテンを洗ったくらいでひたすら横になってダラダラする。武田百合子の「富士日記(上)」は今日、図書館に返さなければならないので最後まで読んだ。武田家のビール消費量はかなりなもので、それはいいんだけど著者含め出てくる人たちがみんな結構ビールとか飲んで車を運転している。そういう時代だったの? 交通事故もよく出てくる。今より多かったのだろうか。

その図書館に返却に行ったら緊急事態宣言のためしばらく閉館になっていた。「富士日記(中)」を借りようと思っていたのに。それからメイ・サートンの「独り居の日記」も借りようと思っていたのに。がっかり。図書館なんてあんまりしゃべらない場所だと思うのだけれど、やはりδがこれだけ流行ってしまうと仕方ないのかな。悲しいというよりやりきれないもやもやが心の内を吹き荒れる。公共図書館でこれなんだから、生計がかかっている飲食店やお酒を出す店の人たちはどれほどしんどい思いをしているか。

気を取り直してスーパーで夕食用のホタテと水菜と、明日の食パンを買って帰る。

ちょっと前にピーマン疑惑が出ていたうちの作物だが、今日見たら無事パプリカであることが証明された。まだ緑のところがまだらに残っている。こんなふうに色づくのね。どうやって食べようかな。焼いてマリネかな。

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ただし胃腸は相変わらずよろしくない。食前はみぞおち近辺がチクチクし、食後は気持ち悪い。食べている間はなんともない(これって逆流性食道炎の特徴みたいですよ)。なぜ悪化したのか不思議だったのだけれど、突如、足をひねって以降に悪化したことに気づく。整形外科からは炎症止め?としてロキソプロフェンが毎食後に処方された。それを真面目に飲んでいて、そもそもちょっとやられていた胃が余計悪くなったのではないだろうか。とにかく胃の薬がもうないので明日は内科に寄ろうと決める。おいしいものをつまみながらゆっくり酒が飲めるのはいつの日か。

酒をゆっくりまったり飲んでみたい。7月中旬の暑さにやられてからずっと胃腸がおかしくて全く飲んでいない。せっかくkaoruさんにお酒に例えていただけたのに。

軽い気持ちで「いいね」したツイートに丁寧なお返事をもらった。一、二度言葉を交わしたことはあるけれど正直なところお返事は期待していなかった。ところがわざわざこちらの記事まで読んで下さり、こんな素敵なお酒を推薦して下さったのだ。ありがとうございます。

「琵琶のささ浪 Sasanami秋」という日本酒。純米吟醸。ラベルもオシャレ。

穏やかな旨味と、引き際の良さに思わず舌鼓を打つ。(kaoruさん筆)

おお、秋の夜長のともにぴったりではありませんか!
どんな肴が良いかな。お浸しかな。それともイカといくらを合わせてみようか、はたまたじゃがいもを何かオシャレに料理しようか、チーズはいけるだろうか。小さくきってトーストしたサンドイッチ用食パンにうっすらバターを塗り、練りウニをのせたらどうだろう。楽しみで仕方ない。味わいながら好きな音楽を流したり、読みかけの本をひもといたりできそう。そのためには早く胃をなおさねば!


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