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山羊は癒し、癒しは喜

♯チコちゃんに叱られそう日記。5日目。タイトルは某SFのパクリ。全然違うけど。

休みなので朝寝して、起きたあとも10時までパジャマでゴロゴロしていた。至福。時々こういう日がないと身体も心もまいってしまう。

昨日に引き続きフルグラ+牛乳+無糖ヨーグルトで朝ごはん(家族は別もの)。洗濯してぼーっとスマホゲームをし、干してまたぼーっとする。食べるのを少量にすると多少胃が楽である。早く良くならないかなあ。やはり絶食した方がいいんだろうか。

今日は真夏日という予報が出ており、昼に近づくにつれどんどん家の中が暑くなってきた。家にいると蒸されてライフが削られるので昼の時間だけちょいと涼しい場所に出かけることにする。目的地は椅子の背が高くそれなりに隣との境界がしっかりしているファミレス。いまどき出かけない方が良いに決まっているが、暑さの中で抵抗力をさらに落とすのもしんどい。

以前み・カミーノさんとの会話の中で「うちはそれぞれ夫婦独立気味」って言ったような気がするが、嘘だった。なんだかんだ言ってわれわれはよく一緒に行動している。休日に意味もなく公園やカフェに出かけるし、二人でウォーキングするし、買い物に行くというと「一緒に行く」と連れ立つことが多い。将来どちらかが先に逝ってしまったら喪失感が半端ないだろうなと思う。夫婦共に還暦を過ぎて、特に今、自分自身も体調が不安なのに高齢親の遠距離介護をしているので、身近な人間が彼岸に旅立つことにセンシティブになっている。

なるべく消化の良さそうなものをちびちび(オットは普通にがっつり)食べながら、それぞれ持ち込んだ仕事をする。少しだけ。でもやっぱりここではできないなあ。本腰を入れられない。1時間ほど粘って切り上げ、動いていないので外を歩くことにする。

人が少なくて距離を取って歩ける所を探し、車でさまよう。最後にさとらんどに決めて駐車場にのりいれた。ここは市が経営する農業テーマパークみたいな公園で大きな広場や市民農園などがある。子どもが小さい頃は何度か来たが、最近はすっかりご無沙汰していた。建物は緊急事態宣言でトイレ以外閉まっているが園内を歩く分には大丈夫だ。駐車場はふだんと違い、閑散としている。

しばらく歩いたら馬がいた。そうだ、ここは動物も飼っているんだった。右側の馬は巨大で、多分、ふだんは馬車を引いてくれる馬じゃないか思う。左側のといつも一緒にいたので親子かもしれない。しばらく馬に見とれる。どうして哺乳動物を見ているとほっこりするんだろう。

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うさぎもいた。これってピーターラビットと同じ種類かな。他に白いやつもいた。小さなお子様連れのご家族がかぶりつきで見ていたのであまりそばによらず通り過ぎる。

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羊もいるわあ。ひつじのショーン的な顔と手足が黒いやつが奥にいる。毛刈りの季節は夏前らしいので、いまはまだモコモコ度が低く全体にショートヘアー。

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そして羊の隣の柵を見たら、山羊!

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これも山羊!

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さらに山羊!! 山羊に興奮し激写する森野。

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山羊たちはわらわらと歩きながら同じ方向を見たり、かと思うとてんでに勝手な方向に動いたり、ウンチをしたりしていた。山羊〜〜〜

森野はニホンザルが割に好みで、動物園のサル山で長時間ぼーっと見ているのが好きだ。しかしそれは必ずしも「ニホンザルが好き」ということではないと今回気づいた。要するに同じ種類の動物がいっぱいいて、わらわらと集団でいるのが好きなのだ(両生類とハ虫類は除く)。他の動物たちはせいぜい3~4頭にとどまっていたが、ここの山羊はいっぱいいて、その山羊の集団を見ているとじわじわ~と喜びみたいなものが心の底に湧き出すのを感じた。

山羊は癒やし

山羊ありがとう。君たちに出会えたので靱帯の伸びた足首も消化不良の胃腸もちょっと忘れることができたよ。

ちなみに足は歩く分にはもう全く支障がない。伸ばした方向にひねるとまだちょっと痛いのでランニングはしないようにしている。ケツも順調にコブを縮小しつつある。胃腸はまだ本調子ではないが、まずまず良い土曜日であった。



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