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入学してからのこと

歯科衛生士専門学校に入学して初めに思った事は、
“夜間部の割には若い子が多いな”
だった。

学校説明会で、夜間部であれば専門実践教育訓練給付金を受けられ、学費の免除が受けられるということを聞き、少々学費が高くても通いやすい場所にしようと、今の学校に決めた。
給付金制度は支払った学費のうち約50%が戻ってくる。
なんて良い国なんだ、日本は。
いろいろな専門職の専門学校に適応される制度だが、歯科衛生士専門学校は夜間部のみ給付の適応になっている。働きながら資格を取る人向けの制度ということらしい。
夜間部に通うメリットはそこにあると思ったので、高卒で現役の子や、雇用保険3年の期間をクリアしていないであろう二十歳そこそこの若者がわざわざ夜間部を選ぶ目的は何なのだろう…
(後々聞いたところ・昼間部がいっぱいだった・同年代の子と話が合わないということらしい)
二十代前半の若者が半分くらいの教室は、はじめ少々居心地が悪かった。
授業では相互実習やグループワークも多く、毎回違うクラスメイトと接点を持つことになる。とっつきにくそうな子も、一見不真面目に見える子も、一対一で話すと、すごくしっかりしていて、みんないい子でびっくりする。

人を見た目で判断してはいけない

この歳になって改めて思い知らされたことだ。
しかし学校では、あった瞬間、3秒でその人の印象が決まる。
茶髪禁止、化粧も派手すぎない、すっぴんはダメ!まつエクはJカールまで!
見た目第一!医療従事者として常に清潔感のある格好でいるように‼
と、常々言われ続けている。
それもまた正解なのだろう。

見た目も大切だけど、見た目だけではない。

見掛け倒しにならないよう、中身もきちんと詰まった歯科衛生士を目指したいと思う。

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