見出し画像

2024年の受験の傾向(昨年と比べて)

今回はつらつら書いていきます。
各校のイメージ、見た感想、希望者の傾向についてです。思いっきり主観です。
勉強に関することはありません。



2024年冬の受験の傾向(地元版)

私が昔受けたのも同じ県内なので知見があるのがここまでということもあり…茨城、千葉について書いていきます。

まずは茨城。
ここは私立がさほど多くありませんが、千葉茨城どちらからも子どもたちが来る江戸川取手があります。
小規模ながらバカロレアを謳う開智望もありますね。
埼玉になりますが開智は2024年はかなり受験者を伸ばしておりました。
開智望も開智との併願受験が可能でしたので、希望者が増えそうですが、高校が最近できたばかりのこともあり、まだ様子見のご家庭が多そうでした。
数年後、もしかしたらぐぐぐっと伸びるかもしれません。

千葉は昨年新規校の流通経済大付属中ができたのが大きいニュース。今年も周りでは希望する子がやはり多く感じました。
そして、同じくらいのランク〜少し下の学校は「必ず私立に入れたい」層の厚さを感じまして、少し増えている感じを受けています。
逆に希望者を減らしたのが御三家よりもちょい下の学校でしょうか。
専大松戸、麗澤あたりは希望者を少し減らしております。

麗澤は一時期通った塾とかからかなりプッシュを感じる学校でしたが(塾とのパイプがありそうでした)、子のタイプからは少し外れている様子があり、希望はしませんでした。ですが学校素晴らしかったです。
ただ、少しお値段がアッパーに感じるんですよね。都内より少しお休めなのが千葉、茨城だと思いますが…
そこが進学実績が良いのに少し引っかかりを受けました。
専大松戸も同じくです。

芝浦工業大学柏は堅実な感じです。理系の有名どころの付属、という意識が来るからでしょうか。
あと地道なのは成田。ここは非常に費用がお安い。そしてこちらは茨城からも来られたり範囲が広めだったりします。
白井市あたりがかなり子育て世代が集まっていますから、そこからも来ているそうです。

偏差値上げて、渋谷幕張、市川、昭和秀英、東邦。
東邦は中学からのみですし、第一希望入試は別次元の人気っぷりを感じます。大学の関係で医療を目指す子にも根強いですね。
渋谷幕張は東京難関校希望の前受受験も多く、やはり人気でした。こちらの学校も、とても素敵でしたね。生徒さんの自由な感じも良い学校です。
市川は、千葉にずっといる人には有名どころです。親の卒業校なので目指す、という方も昔からいました。
今年も希望者が多くいらっしゃいましたね。

女子校2つはどちらも都内から受ける方も通いやすい位置ですし、多かったかな、とは見てます。
国府台女子は偏差値も高め、女子だけで落ち着いて学べます。
和洋国府台も落ち着きがあるのと、VERITAS同様和室があり日本の文化を深く学べる場かな、と感じました。


基本は子供に会う学校を

学校の人気度合いをメインに語ってしまいましたが、素敵な学校と子供に合う学校は違います。
まだ来年以降受験の方はできる限り足を運んでみて下さい。
足を運べなくとも、合同説明会でカラーを知ることもできます。

カラーは先生に出ることもあります。
お話した先生の中で印象に残った方がいます。
「普段はこういうファッションをしているが、学校ではやらない。ルールだから」と子供に話をしていただけた方です。
オープンにしつつ、ルールという線を引いている、とその学校のカラーに即した印象を受けました。

実直な学校、自由の中にルールを決める学校、ルールも子どもたちが決めていく学校、たくさんあります。

5月に入ればたくさんの学校と出会う機会がたくさんあります。
ぜひ私立を考えているなら、足を運んでみて下さい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?