幼い入院生活

小学1年のときに盲腸の手術をした。
その手術が今のところ最初で最後。
それ以降、手術の経験はない。

私は小学生時代に
通算で5~6回ぐらい入院しているのだが
盲腸のときだけ
唯一、小児科病棟ではなく
外科病棟に入院した。

当時、6人部屋の他の患者さんは
何故かおばあちゃんばかりで
みんな可愛がってくれた記憶がある。

最初の入院が外科病棟で
周りみんながちやほやしてくれたので
それ以降、小児科病棟に入院したときは
何だか物足りなかった。

母親が泊まりで付き添ってくれていたけど
今になって、よくよく考えると
当時2年生、4年生だった2人の姉は
きっと寂しかっただろうなと思う。

入院病棟の大部屋で
たくさんの人に可愛がってもらい
たまに親戚や知り合いが
お見舞いにきて心配してくれる。
母親を独占し、そりゃ楽しかっただろうな。

入院生活は小学5年以降一回もないけど
大人になってからの入院生活が
あそこまで楽しいことはないと思うので
なるべく入院しない健康体でいたい。