「ひきこもれ」吉本隆明

「傷ついた親」が「傷つく子ども」をつくる
一歳まで安心感をもって育たなかった子どもというのは、その後、ずっと苦労をする。それは、あまり他人に言えない苦労なのではないかと思います。

吉本さん、なんでわかるの?

私が30年間ずっと、無意識の中に閉じ込めてた黒いシミのような思い出の理由。

「真贋」でもその思い出が、今の「書きたい」気持ちをうみだしている、ともありました。

文学、とくに小説の書きようは百人百様です。でも、人の気づかないところに気づいて、それを描写することが自分にとっても慰めになる。また、それを書くことによって、一時的であっても開放的になり、顔も知らない読者に同じ開放感を与えられたらいいなと考えて作品を一生懸命書く人というのは、子どものときあまり幸福ではなかった人が多いのではないでしょうか。

もしかしたら、ブログでもなんでも、書く人が増えてるのはこういった理由なのかもしれないですね。
少なくとも私はそうだと思いました。

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