毒きのこのレシピ④ベニテングタケと牛肉のワイン煮込み
今回のレシピはベニテングタケの正しい使い方と言えます。
毒成分が旨味成分として働く効果以外でベニテングタケ自体の味は、ほぼないです。
塩漬けしたり茹でて毒成分が抜けたベニテングタケは市販のしめじよりも味がないです。
そんなベニテングタケ=旨味の調味料として捉え、ランクの低い牛肉をランクアップさせて高級肉の味に変えるレシピです。
【材料】
牛こま切れ肉 :300g
玉ねぎ :中サイズ1個
ベニテングタケ :50g
コンソメキューブ:1個
水 :50ml
赤ワイン :100ml
月桂樹 :1枚
薄力粉 :適量
オリーブオイル :適量
生クリーム :適量
塩こしょう :適量
【作り方】
①牛肉に塩こしょうをふる、玉ねぎは1cm厚さに切る、それぞれ表面に薄力粉をまぶす
②なべにオリーブオイルを熱して①を入れ中火で肉に火が通るまで炒める
③一口大のきのこ・赤ワイン・水・コンソメ・月桂樹を入れ10分煮込む
※今回は冷凍ベニテングタケを固いまま一口大に手で割りました
④月桂樹を取り出し捨てて、塩で味付けして皿に盛りつけ、お好みで生クリームをかけて完成
お味は…
赤ワインと牛肉の組み合わせはまぁどうやっても美味しくはなりますがそれ以上に、グラム200円くらいの普通こま切れ牛肉を使用した普通の味になるはずが、ベニテングタケの旨味効果で肉のランクが上がり和牛のような旨味を感じます!
美味すぎて自然な甘みすら感じます。
この効果はこのレシピを作る以前から発見していたので著書にもベニテングタケ×牛肉料理の描写を書いております。
この機会にどうぞ一読ください。
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