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シロカイメンタケ食レポ

日本では3000〜5000種類あると言われているきのこ
それらは毒があるのか、食べられるものか
図鑑などでは4種類の呼び方があります

・可食、食
食べられるきのこ全般、マツタケ、シイタケなど

・毒
食べると様々な症状が出て運が悪ければ死亡するきのこ、カエンタケなど

・食毒不明
毒があるのかないのか、食べられるのか食べられないのか研究中でわからないきのこ

今回食レポするきのこは…

・食不適
毒はないが食べるのに向かない

ケース①「くさい」

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スッポンタケ
先端部分の粘液からunkの香りがしますが毒は無いです。
粘液をよく洗い落とせば食べることができます。
(洗っても多少香りが残ると聞きます…)

ケース②「かたい」

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ハチノスタケ
煮込むといい出汁が出ると言われているきのこですが、きのこ自体は同じ厚さの輪ゴム並みに硬いです…。
手でちぎったり噛むことが難しい強靭なきのこです。

ケース③「美味しくない、味がしない」
とりあえず毒が無い、まずいが食べるだけならできるきのこ全般

シロカイメンタケの場合、毒はないが食感がスポンジのようで口触りが悪く、きのこ好きでも若干引く程のきのこ臭さ、菌類臭さが強いきのこです。

こちらはキーマカレーにしてみました。

きのこの風味はポルチーニなど特徴ある味ですが、流石にカレースパイスには勝てないです。
どんなきのこでも大体カレー味になります。
が、シロカイメンタケの場合カレースパイスと互角に渡り合え、きのこキーマカレーが可能です。
ボソボソしたスポンジのような食感もみじん切りにすると炒めた挽肉のような食感を表現できます。

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※カレー内、茶色→挽肉、オレンジ色→にんじん、透明→玉ねぎ、白色→シロカイメンタケ

味のほうも
「美味いきのこカレーだ」
「きのこと言われないとわからない程肉のようで違和感ない」
と好反応でした。

ちなみに作って2日目カレーではきのこ臭が消えてしまいました。

どんなきのこでも食べようと思えば食べられるようになる。

今後も未知の食材レシピを作っていきます。

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