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傷心の岩手旅。”これからどう生きよう”、悩めるおばさんの息子と2人旅🚄✨Part1。

以前の記事も読んでみてね。
今回は、続きを書くよ。

2024年春・6才息子と岩手旅。


今年の4月と6月に、息子とはやぶさに乗って岩手へ行きました。
目的の一つは、
火事でなくなってしまったじいちゃんチへ行くこと

前回の記事で書いた、祖父の生まれた一関市にある家屋は、
6年ほど前に火事で焼けてもう跡形もないよ、という話は母から聞いていました。
それでも、幾度となく思い出す、あの岩手のじいちゃんチ。
なぜ忘れられないんだろう、どうしても惹かれてしまう、あの場所に、
もう一度行きたい!という思いが溢れて行ったのが今年の4月🌷



祖父の生家の跡地で。



跡地に咲く花
わたしにしか分からない感動

一関駅からタクシーに乗り30分。
25年ぶりの祖父の生家。
燃えてしまった家屋は、綺麗に片付けされ、跡形もありませんでした。

大好きだった場所の跡地に、花が咲いていて。
4月の中頃の空気は、妙にポジティブで…。空も青くて。
でも、ここに住んでいた、お世話になった遠い親戚の人たちはもう亡くなっている方も多い。
陽の当たる縁側も、別棟の汲み取り式便所も、五右衛門風呂も、もうない。
綺麗な世界だけ見ていられた子供だったわたしももういない。
今、子供だった自分が、親になって息子を連れてきた…


形あるものはいつか壊れるし、永遠なんてなくて。
命は、循環していて、土に還り、また新しい生命も生まれる…

なんかね、色々なものが込み上げてきて。
しばらくボロボロ泣いていました。

もの悲しくて、寂しかったけど、なんだか春の始まりの気候も相まって、
温かい思い出がいつまでも胸の中にあり続けることは、幸せなことだとも感じた。
行ってよかった、そう思えた一関での出来事でした。


これからどう生きていこう…悩める中年のおばさん。



桜が綺麗だった。

「これからどう生きていこう。」
なーーーーーんかね、この岩手旅ではそんなことばっかり考えていたんです。
自分の人生を振り返ってみたりね。
あー35歳、人生半分かなあ、とかね。

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