けい | Webディレクター

フリーランスのWebディレクター。上級ウェブ解析士。 第2子出産を機にWeb業界へ飛び…

けい | Webディレクター

フリーランスのWebディレクター。上級ウェブ解析士。 第2子出産を機にWeb業界へ飛び込み4年。Web制作のディレクションだけでなくシステム開発やCXツールの運用にもチャレンジ中。情報整理・設計が好きな7歳4歳の母。

最近の記事

目の前の状況を俯瞰する

ディレクションにおいてわりと重要な力は、「今起きていることを正しく把握する」ことなのではないかと思う。この場合の「正しく」とは、「俯瞰して」「事実ベースで」把握することだ。 目の前の作業に入り込み過ぎていると私もよく陥りがちなのだが、 気づくとタスク処理に時間がかかっていた 気づくとコミュニケーションロスが起こっていた そして気づくとスケジュールが押していた といったことがプロジェクト進行中に起こることがある。(本当はよくない) いくらプロジェクトマネジメントの本を

    • Webディレクターかくあるべしの呪縛から開放された話~ストレングスファインダーコーチング~

      理想のディレクター像と現実の乖離SNS上で並み居るベテランディレクターさんの影響を受けてか、私の中でWebディレクターとはいわゆるリーダーっぽいリーダー、 トークが上手、瞬時に適切な言葉を選んで返せる瞬発力がある リーダー格でビシッと言うとことは言いみんなを引っ張っていく 常に先のことを何パターンもシミュレーションしている という像がなんとなく作られていて、ディレクターはそのように振る舞わなければならないと、いつの日からか思うようになっていました。 けれども私はどち

      • 情報の共有深度を伝えると、すれ違いは減らせる

        縁あって他のディレクターさんのお仕事に接させてもらう機会があり、指示出しで参考になったことがある。 情報共有の際に、その「深度」を必ず伝えるのだ。 ※「深度」とは私が勝手に名付けたもので、「共有のレベル、度合い」とでも認識していただければと思う。 具体的にどのようなものかというと、深度の浅い順から上に以下のようなレベルである。 タスクも影響も生じないただの報告。 タスクは特に生じないし、もしかしたら関連する問題がでてくるかもしれないから頭の隅のどこかに置いておいてほし

        • オンラインLT会を開催してみた~当日振り返りと感想編~

          「LTって面白そう!やってみたい!」の思いつきから主催することになったオンラインLT会。当日の振り返りと、感想編です。 事前準備編 noteはこちら 当日のみなさんのテーマはこちら。職種とテーマがほどよくばらけていい感じに。 タイムキーパーをしながら、メモを取りつつ質問内容を考えながらの参加でしたが、 とにかく楽しかった! 5分の枠組みの中で、実際のインスタ投稿画面を見せたり、作る様子をデモで説明したりと発表方法もさまざま。全く触ったことのないツール、こんな方法もあ

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          オンラインLT会を開催してみた ~準備編~

          2022年7月31日にWeb制作に携わっている人を対象に、オンラインでLT会を開催しました。 準備から開催に至るまでたくさんの学びがありましたので、備忘録として残しておきます。 きっかけはLT会の傍聴きっかけは、6月に『企業SNS運用のプロ「SNSマネージャー」によるライトニングトークセミナー』というLT会を傍聴したことでした。 テンポの良い発表でありつつも、短い時間で引き込まれる内容と話し方。 ちょうどその頃私はアウトプットの機会、話す練習になる機会を欲していました。

          オンラインLT会を開催してみた ~準備編~

          Webディレクター1年目を振り返って

          はじめに1年前の2021年4月、私はWebディレクターになりました。 2019年10月~第2子妊娠中にWebデザイナーのスクールに通い、卒業後の2020年4月に出産。それから約1年、新規事業立ち上げに携わったり、いくつか案件をさせてもらう中で、デザイナーではなくディレクターとして仕事を始めました。 (デザイナーになるのを諦めてディレクターを目指した経緯は改めてnoteに書きますが…) 現在はGEKKO GUILDというギルド型組織で育成枠としてメンターのもとディレクション

          Webディレクター1年目を振り返って

          勘所を外さないためには

          ※焼き鳥の話ではありませんよ!(レバー=肝) Webディレクターに限らずどの仕事でも同じだとは思うのですが、何が重要かを捉える力、いわゆる「勘所を押さえる力」って仕事を進める上で結構大事だよなぁと最近思っています。 私はひととおりHTML/CSSやwebデザインをスクールで習ったあとにそのままディレクターになりました。そのため知っているものの自分では書けない部分も多いのです。仕様に対するすべての実装詳細まではわからないんですね。 でもそれをエンジニアさんに説明してもらった

          勘所を外さないためには

          ウェブ解析士試験勉強の記録。

          2021年の12月、ウェブ解析士に合格しました。 ウェブ解析士とは、ウェブマーケティングの基盤となる「ウェブ解析」について学べる資格です。(公式サイト) 試験勉強はほぼ1ヶ月の短期集中、スキマ時間を駆使してやったので備忘録的に書いてみます。 受験時の私のスペックサイト運用経験、マーケ・営業経験ほぼナシ!一からの勉強です。 なぜ受験しようと思ったか 私はWeb制作のディレクターをしています。 以前新規事業の立ち上げに携わったことがありますが、その際に「Webサイトはあくま

          ウェブ解析士試験勉強の記録。

          クライアント役になって気づいた、ヒアリングで制作側にしてほしいこと

          お客様からWeb制作の依頼があって最初に行うもの、それがヒアリングです。サイトを作る目的や背景をお伺いし、ワイヤーフレームやデザインに落とし込むための要件や仕様を決定します。 私の所属しているGEKKO GUILD(とグループのQrious)では定期的に勉強会を行っています。ヒアリングについての理解を深めるため、講師がWeb制作会社役、私がクライアント役になって、ヒアリングの場面を再現するロープレ会が開かれました。 このロープレでは自らクライアント役になることで、ヒアリン

          クライアント役になって気づいた、ヒアリングで制作側にしてほしいこと