自然と人と いのちのつながり
森や自然の写真を撮り続けている、写真家であり絵本作家である小寺卓矢さんの絵本3冊のご紹介です。自然と向き合うというより、自然にとけ込んでいくような感覚になる絵本です。
森のいのち(小寺卓矢 写真・文/アリス館)表紙を一目みた瞬間から、読者を一気に森へと誘う絵本。ページをめくると、著者の紡ぎ出す言葉と瑞々しい写真によって、ゆっくりとゆっくりと心が広がっていくのを感じます。森で生きる動物や植物一つ一つの輝きを目にし、子どもたちが命のつながりについて考えるきっかけにもなりますね。