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秋の工作・松ぼっくりと小枝と毛糸で

松ぼっくりや枝にクルクル毛糸をまくだけで楽しい!

大きな松ぼっくり、小さな松ぼっくり、たくさん種類がありますが、松ぼっくりもドングリと同じく、なぜだか拾いたくなりませんか?キャンプなどでは、松ぼっくりを着火剤がわりに使うこともありますね。松ぼっくりから、ひらひらクルクル舞い降りるものは何でしょう。自然は不思議でいっぱいです。松ぼっくりと家にあまっている毛糸などで、気軽に創作してみませんか?

用意するもの:
松ぼっくり・小枝・毛糸・両面テープ

お気に入りの毛糸を、松ぼっくりにひっかけてグルグルまくだけ。最初だけ教えてあげれば、小さいお子さんでも楽しめます。鼻歌BGMは「いとまきのうた」で、い~と~まきまき、い~と~まきまき♪
松ぼっくりと一緒に拾った小枝も、毛糸をクルクルまくだけでなぜか楽しい!

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ポイント:手を使って毛糸をまいていくことによって、自然が作り出した枝の形再認識し、ただ目で見ていた時とは違った感情がわいてきます。
松ぼっくりは、巻き終わりと巻き始めを隙間のきついところに挟めば、ほどけてきません。枝は、最初と最後に両面テープをつけておくと、ほどけてきません。巻き始めは両面テープを使わなくても、3㎝くらい毛糸の端を枝にまっすぐ沿わせて枝と一緒にくるくる巻き込めばほどけてきませんが、巻き終わりは枝に両面テープをつけておきましょう。両面テープの紙は、テープの上に毛糸をまく直前にはがします。いきなり最初と最後の両面テープをはがしてから毛糸をまき始めると、ベタベタして作業しにくいです。(両面テープがなければ、巻き終わりだけ少量のボンドで止めてください。ボンドを使うときは、お手拭きを用意しておきましょう。)

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発展:枝につるして、モビールをつくることもできます。モビールはバランスをとるのが難しいです。だいたいこの辺かな?どっちにずらせばいいかな?と予想しながら試行錯誤するといいですね。どの辺を支点にしたらいいかということが、成長とともに当たり前の感覚になっていきます。天秤やテコの話は長くなるので、また別の機会にして、今回はお勧めの松ぼっくり絵本を紹介します。

福音館書店 「びっくり まつぼっくり」多田 多恵子 文 / 堀川 理万子 絵 ・ かがくのとも「まつぼっくり」菅原 久夫 文 / 大島 加奈子 絵

どちらもお勧めですが、小さいお子さんなら「びっくりまつぼっくり」からどうぞ。「まつぼっくり」は小5の読み聞かせでも評判が良かったです。ひらひらクルクル舞っていた、羽のようなものの正体もわかります。拾って楽しい、作って楽しい、知って楽しい、松ぼっくり!

まとめ・教室の様子

教室では、枝をクロスして中心から毛糸をまいていく「ゴッドアイ」も加え、モビールに仕上げました。(ゴッドアイの作り方は、検索するとたくさんでてきます。)もし、初めからモビールを作るつもりなら、松ぼっくりに毛糸をまくときに、わざと多めに毛糸を余らせておくとその毛糸を使って簡単にぶら下げることができますよ。長すぎる場合は後から切ってください。
「毛糸をまく」という行為から得られる感覚に、多くの子供が熱中します。どうしてそんなに夢中になるのか?ぜひ大人も一度やってみてください。

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