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このコロナ禍に思う事。(農家の独り言)

夕方、犬の散歩をしていると1機の大型飛行機が上空を通過。見上げた時点ですぐに機種は判明しました。ボーイング747改 通称「ドリームリフター」です。

右下の写真の機種です。背中の盛り上がってる、貨物専用機。

最初に言っておくと、僕は飛行機が好きです。飛行機と言ってもいわゆる「旅客機」限定で、戦闘機には興味ありません。実は新婚旅行の行き先も、その時にどうしても乗りたかった機種で選定しました。それはともかく、このコロナ禍でかなり大きな痛手を被っている航空業界。夕方、頭上を飛んで行ったドリームリフターは、ボーイング社の航空機の部品(主翼や胴体など)を愛知県の工場からアメリカ・シアトルのボーイング社の工場まで運んでいます。日本でドリームリフターが飛んでくるのは、セントレアのみなんです。部品を運んでいるという事は、まだ製造している機体があるという事。航空機の発注は実際の運航のだいぶ前に行われますので、現在の旅客需要は限りなく減っている中ですが、製造は続いているという事でしょうね。

去りゆくドリームリフターを眺めながら、また以前の様に飛行機に乗って、海外旅行に行ける日は戻ってくるのかなぁと考えていました。もう1回言いますが、僕は飛行機が好きです。乗っていれば幸せなんです。(笑)
これは国内線の話ですが、どうしても乗りたい機種があったので、東京に行くのにセントレア→羽田、ではなく名古屋からわざわざ新幹線で大阪に行き、伊丹空港→羽田へ飛んだ事があります。ボーイング787という機種ですが、ほとんどの空港で運用されていたのは787-8という機種でしたが、伊丹→羽田には787-9という少し胴体の長い機種が運用されていたからです。両機の違いは、興味の無い人ではたぶん分かりません!

海外旅行といえば、今まで行った国の中で一番思い出深いのは、カリブ海に浮かぶ「キューバ(キューバ共和国)」です。

キューバと言えば、クラシックカーです。

南米にある国では、奇跡的に治安の良い国です。羽田からトロント経由でキューバへ。ほぼ地球の反対側なので、家を出発してから到着まで26時間かかりました。社会主義国のキューバは、いろいろと考えさせられる国でした。偶然にも現地の人とコミュニケーションをとる機会があり、キューバの実情を教えてもらえました。働いているのは国営企業で給料がとても安い事、主な食糧(砂糖・塩・卵・小麦粉など)はチケットによる配給制だけど足りていない事。アメリカへ密入国する若者が絶えない事。反面、医療レベルは非常に高く、年老いても皆最後まで面倒を見てもらえる事。民主主義と社会主義。それぞれ良い面・悪い面があるとは思いますがキューバで見た、老人が日向ぼっこをしながら老後を穏やかに暮らしている姿は、素直に良いなぁというか、「8050問題」や「孤独死」というキーワードを度々目にする日本とは違うなぁと考えさせられました。もしまた旅行が出来る世の中になったら、また行きたい国です。今度はもう少しスペイン語を勉強してから行こう。

えーっと。話が脱線したかな。また飛行機に乗って旅行に行きたいというのもありますが、とにかくこの「コロナショック」をみんなで協力して乗り切らないといけません。東京の感染者数とか毎日すごい事になってますが、やはり毎日あんな数字見てると慣れてしまいますね。1年前は数十人とかで「いやー、増えてきたね。」なんて思ってましたが、1000人単位の数字にも驚かなくなって、むしろ「あ、今日は減ったじゃん。」なんて思います。慣れとは恐ろしい。。。

終息に向けて一番効果のあることは、「接触を避ける」事ですね。それは皆さん分かっていると思います。分かっているが、なかなか難しい。出かけたい、友達と会いたい、仕事もしなくてはいけない。。。つらいですが、自分の為に、人の為に、社会の為に。今は協力して頑張らないといけません。

僕には、農家には何が出来るだろう?

自粛や制限のかかった息苦しい生活の中でも、わずかな楽しみといえば「食」の時間。その時間に少しでも「美味しい!」と笑顔になってもらえる、お米・野菜作りが出来たらと思っています。今年から、個人・家族向けの野菜宅配ボックスもお届けしようかと計画してます。実際にお届け出来るのはまだ先になりますが、準備が出来次第またご案内致します。

まだまだ先の見えない今回のコロナ禍ですが、皆さんで力を合わせて乗り越えていきましょう!僕もみなさんに喜んでもらえる野菜がお届け出来る様に、頑張ります!

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