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古い友人とご飯を食べる
昔よくお酒を飲みに行ったり、ライブに行ったりした友人と久しぶりに会う約束をした。
ワクワクとドキドキが入り混じったなんとも言えない気持ちでお店に向かった。
雪がしんしんと降り続いて、手元のGoogleマップがよく見えなかった。
早めに着いて、身なりを整えた。
久しぶりに会えて、うれしくて、少しはしゃいでしまった。
相変わらず趣味の合う音楽の話をたくさん聞いて、おいしいご飯とおいしいお酒をたらふく食べて、お腹が膨らんで満たされた時間だった。
やっぱり一緒にいるとたのしい。
捕まえておけばよかった。
もう彼は誰かのものになってしまった。
名残惜しく少し切ない気持ちを抱え、また逢いましょうと言って別れた。
雪はまだ降っていた。
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