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ロウ原紙のかわりにアルミホイルを用いたガリ版のやりかた覚書

準備

●最低限用意するもの

・アルミホイル
・紙やすり(600~1200番ぐらいでお好みで)
・スタイラス、出なくなったボールペンなど
・はんが絵の具(水性のもので十分だと思います)
・版画用ローラーとインクの受け皿
・OPP袋か要らない紙

●あるとよりよいもの

・木製フォトフレームの枠
・上記のサイズに合った板と木端
・ボンド、両面テープ、蝶番、ねじ、ドライバー
・(あれば)シルクスクリーンの紗
・いらないクリアファイル
・マスキングテープ

(できれば)印刷機づくり

手作り印刷機

おおむね下記のサイト様を参考にしました。

100均などに売っている木製のフォトフレームを使うと、より簡単です。
また、フォトフレームの部分にシルクスクリーンの紗を貼ることで、なんとなくガリ版印刷機っぽい雰囲気が醸し出せます。

版づくり

まず紙やすりを敷き、その上にアルミホイルを敷く。
スタイラスや出なくなったボールペンなどで、アルミホイルに絵柄を描く。※このとき、弱すぎず、かつアルミホイルが破れない程度の強さという筆圧の加減が必要なので、何枚か失敗前提で練習するとよいです

版がうまく作れていれば、光にかざすと描いた部分に小さな穴が透けて見えます
これでOK

印刷

・印刷機がある場合

印刷機にアルミホイル版を置いて、紗の内側にインクを載せます。
そのまま印刷機を閉めてもう一度開けると紗にアルミホイルがくっついてくるので、それをマスキングテープなどで紗の側に固定します。

紙を置くところにOPP袋か要らない紙をセットして、印刷機を閉めます。
紗の上からローラーなどでインクをまんべんなく乗せます。少し力をかけるように載せていくとよく印刷が出ます。

OPP袋もしくは要らない紙上に印刷がしっかり出ましたら、OPP袋を取り去って、印刷する紙を置きます。印刷用の紙は裏にマスキングテープなど貼って軽く土台に留めておくと、印刷がずれなくてよいです。
そして同じように少し力をかけながらローラーでインクを乗せてゆきます。

そっと印刷機を開けてみて、好みの印刷具合になっていたら出来上がりだと思います。

●印刷機がない場合

印刷したい紙の上に版を置き、版をマスキングテープなどで印刷用紙に軽く固定します。
その上からローラーでインクを乗せていくと、それだけでもう印刷ができます。
紗がない分、濃いめに印刷されてくるので、軽い力で印刷していいと思います。

どうぞお試しください!
エモいよ!


くれるものはなんでももらうわたくしでございます。