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読む。書を、
きのう雨の中、区役所に行った。
行く途中に通りかかったブックオフに後ろ髪を引かれながら目的地へと向かう。
計画としては、
銀行→区役所→映画 のはずだった。
しかし、銀行は予約が必要で口座開設できず、
区役所に行った後に入ってしまったブックオフによって、計画はめちゃくちゃだ。
なかなかの広さのブックオフ。
雨の日の憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれるほどに、買おうとしていた本が次々とでてくる。
私にとっては、至福の時間である。
あれもこれも、と本を手にとり積み上げていく。
決して大きくない私の手に持ちきれなくなった彼らは、
私の細い腕によって支えられている。
今にも倒れそうなくらいに不安定で、
それがとても幸せに感じた。
十冊、三千円ちょっと。
ひえ〜〜これまたお得な買い物だ。
マイバッグに入った彼らはとても重い。
幸せの重さだ。
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