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クリティカル・シンキング

クリティカル・シンキングとは

 日頃の多くの問題・課題に直面したときにその物事を見た・聞いた通りに鵜呑みにするのではなく、客観的視点を持ちながら、批判的に捉えてビジネスでの更なる活用を目的とした、論理的思考の技術とそれらを活かす為の姿勢を学ぶものになります。

何故?受講に至ったのか

 私は、現在23歳になります。仕事は自営業者として働いていますが、今までの経歴も大したものではありませんでした。
 工業高校を卒業後に、某自動車部品メーカーに2年半勤め、その後エンジニアとして、1年ほど開発業務に携わっていました。

 そんな中、22歳にもなり、自分から仕事に対してもっと提案を行ったり、改善活動をしていきたいと思い、活発に動いていましたが、そこまで成果を上げることもできずに、空回り状態でした。
 皆さんは、どうでしょうか….?
日々の業務の中で、自分から改善をしていきたい!成果を上げたい!上司からのお願いにしっかりと答えたいと思った瞬間がありませんか?

 私も、そう悩んでいた時に、グロービス経営大学院という所で、クリティカルシンキングという科目の受講ができますよ!という広告を見つけて飛び込みました。
 しかし、大学すらも出ていない私ですので、不安は大きいものでした、その中で受講前に自分の経歴や思い考えを書いて提出してくださいというエッセイ的な試験がありました。
 ここで、私は高校卒業以来、初めて深く自分の過去を振り返り、何をしてきたのか何を残せたのか、これからはどうなっていきたいのか?を見定める機会を得ました。

 そしてここからが本題です!
いよいよ、私は単科生としてグロービスのクリティカル・シンキングの受講を開始しました。
 ここで、私は今受けていて正解だと確信しました!その理由となるポイントが三つあります。
 一つ目は、クリティカル・シンキングそのものが、色々な課題や物事に対しての考え方の根幹(基礎)を作るものだったこと!
 二つ目は、普段ならあり得ないほどの、様々な企業で勤めている方達と年齢とはず同じ立場で交流ができること!
 三つ目は、講義の中で活発に、グループディスカッションを行い、相手に意見を伝える中で体系的に考え方を学べること!

クリティカル・シンキング(考え方の基礎)とは

 これは、日常生活送っている私たち全員に言えることですが、何かを成し遂げるには必ず明確な目的を決める必要があります。もしこの目的がずれたり、間違っていると結果を得られなくなってしまいます。
 また、人それぞれ考え方も違いますし、そもそも自分自身がどんな考え方の癖をしているかもわからないかもしれません。だからこそ目的に対しての考えを展開する時には思考の癖が入ってくることを前提で考えていくのが大切になります。
 そして、最後にこれは某大手自動車メーカーでもよく聞くことですが、「なぜ?」そうなるのかを問い続けることが大切でこの問いかけを自分に向け続けることで、目的に対しての考えを細分化してより実行しやすくなることや、自分の考えを相手に伝える時の大きな根拠に変わるのです。
 このように、全ての考え方に共通して必要となる基本的な姿勢をもとに学びを深められるのが、クリティカル・シンキングになります。

多種多様な方達と学びを深められる

 会社の中でお会いする方達、だけでなく社外の多種多様な方々と同じ項目に対して学びを深めにいけるというのがとても自分の成長につながります。
 また、今私が受講してよかったと思えるのも、自分の知らない世界や年齢層の違う、もし社内であれば上司などにあたる方達の高い視点からの物事の捉え方や考え方を肌感覚で得られることや、自分の意見も積極的に発言をして自分の考え方やロジックは周りからどのように見えているのかなどのフィードバックをもらえる環境に入れたからです。
 確かに、クリティカル・シンキングを学びにきているのですが、それ以外の交流や自分の考え方を自信を持って発言する練習の場にもなります。
だからこそ、私は20代前半でクリティカル・シンキングを受けてよかったと思いました。

講義でのディスカッション

 講義の中では、頻繁にグループディスカッションが行われます。
 皆さんも、会社内での会議や打ち合わせなどで、自信を持って発言できなかった経験や発表をしないといけない場で中々うまく説明できなかった経験があるかと思います。
 私も正直、自信を持って発言できない上に考え方もしっかりまとめられず相手に伝えるということが苦手でした。
 しかし、このクリティカル・シンキングでの講義ではこのディスカッションを含めしっかりと考えを相手に伝える、相手の考えを受け止めて理解してさらに自分の考えとの差を見て次の発言に繋げることが重要になるものでしたので、私もなんとか周りに追いつこうという意思で受けてきました。
 その結果、ディスカッションを日常的にすることになり、自然と考えを人に伝える、フィードバックをもらう、さらに相手の考えも吸収して自分の考えと合わせて、あらゆる物事に対しての考え方を深めやすくなりました。
 だからこそ、仕事でも今までとは異なり解決すべきも問題や事柄に対して冷静に現状把握を行い、目的は何かを明確にした上での問題や解決手段に対しての深掘りができるようになってきたのです。

最後に!

 私が、今回この記事を書いた理由は、今年をなんとなく振り返った際に何が私にとって一番大きな変化や収穫だったのかな〜と考えていた時にクリティカル・シンキングがとても大きな存在だと感じ、もし私と同じように仕事をしながらまた、学びを始めていきたいと思っている20代の方達に少しでも選択肢として「クリティカル・シンキング」を加えていただけたら嬉しいな〜と思い、勢いで書いていました。
 社会人として、仕事を経験した上で受ける新しい学びや、交流は今までの学校生活とは、全く違い受ける刺激も大きいものなので、どんな学びであれ気になったものに取り組み始めることが大切です!

最後まで、この記事を読んでくださりありがとうございました!
この記事を2023年に読んだ人も2024年に読んだ人も思い立った瞬間がスタートですので、気になった学びに挑戦してみてください!


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