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UFC 283かんそう〜速すぎて見えないの回〜

煙出てませんでした?

リオデジャネイロで行われたUFC283をテレビにて鑑賞しました。

先日ベラトール対抗戦がさいたまスーパーアリーナで行われたばかりですが、今回はUFCファイターの中でもブラジル出身チームvs世界チームといった形式で、実質対抗戦のようなお祭り感のある大会となりました。

わたしが注目していたのは、フライ級王座決定戦のモレノvsフィゲイレード。どちらも柔術ルーツ(黒帯)なうえ、軽い階級なので、速い試合でグラウンドを広く使った楽しい試合になるんじゃないかとワクワク。

開始早々、こちらの期待通りの怒涛の展開でした。パンチキック寝技の全てがコンマ何秒の世界でどんどん繰り広げられ、これぞわたしの好きな総合格闘技!!!スクランブル!!!といった試合。2R終了間際、モレノがテイクダウンからのギロチンかけてもうダメか、と思ったところでじっくりフィゲイレードが肩から抜いて脱出した時は本当にドキドキしました。両者熱くなりすぎずずっと冷静なのに、アドレナリンが出切ってないと不可能な脊髄反射の攻防が続いて面白かったです。

これは勝敗どうやってつけるんだろうと思ったところに、モレノのパンチがフィゲイレードの目に被弾、パンパンに腫れてしまいドクターストップとなりモレノの勝利。観客は指が入ったのではと暴動寸前でしたが、切ってしまったパンチは親指の爪がたまたま入っただけで、アイポークでは無かったとわたしは思います。

とても拮抗していた試合だけに、こういった形での終了は残念ですが、これが勝負の世界ってことですかね。とはいえパンチが入ったから怪我してしまったわけで、モレノの方がその瞬間は勝ってたということなのでしょう。わたしはモレノの王座獲得を讃えたいです。

フィゲイレードは階級を上げる(フライ→バンタム)と宣言したようですね。鬼越トマホークの格闘チャンネルに出演した平良達郎選手(フライ級)が、フィゲイレードとやりたがっていたので階級変更は少し残念ですが、プレイスタイルはとても好きな選手なので、バンタム級でも活躍してくれることを祈っております!

きん

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