【無料記事】暗雲立ち込めるお金問題

※この記事は【選ばれなかった女たち】企画の出来事と、お知らせを含みます
第1話はこちら

3月中旬、私は撮影の段取りに奔走していた。
4月13日に参加者7名のスケジュールを押さえることができた。
過去に井の頭公園でポートレート撮影をしたことがあり、まあそんな感じでイケるでしょうと高をくくっていた。
が…！7名中5名がヘアメイクをすることになり、私が普段からお世話になっているフッ軽メイクさんを紹介したばっかりに【メイクする場所】を用意する必要があった。
人手も使って探してはみたものの、良いところが見つからず、メイク場所を優先し、そこから可能な撮影場所を探す…という方法でも情報収集したが、全く上手く行かず撮影スタジオをレンタルすることで話が決着した。

募集した参加者の皆様には「撮影スタジオレンタル料金」をご負担いただくという話は当初よりしていなかったため、私が負担することは決定事項であった。
そもそも2万円にプラスして、ヘアメイクも行うとなるともうすでに3万円に届こうかと言うところである。

『これ以上参加者の皆様に負担をかけることはできない。ただ、私にはこのあともギャラリーレンタルや展示に係る雑費が発生するのは目に見えている…』

【今後発生するお金の想定】

・撮影スタジオ　22,183円
・展覧会レンタル料金想定3万円〜5万円(できれば無料の所を探し中)
・スチレンボード　6,000円位
・印刷代　10,000円位
・展示用品　5,000円位(バッファ込み)

以前夏目翠プロにカンパをしていただいたことがあるが、6人分の打ち合わせでほぼ使い切ってしまった。
困ったら、まずは相談！ということで黒木さんに相談させていただいた。

飯「お疲れ様です！かくかくしかじかで、金策のご相談をさせていただけませんでしょうか…！」

黒「スポンサー募るのが良いのだけど、その方法だね」

飯「スポンサー…！スポンサーさんに、何をお返しできるか、ですよね」

私は現段階で読者やファンの皆様に何をお返しできるのか、てんで検討がついていなかった。そもそも私は「お金儲け」的な発想に乏しく、いつも善意で働いて良い人であることに満足してしまう。だが、今回に至ってはそれはダメだ。企画を健全に運用するためには、1人だけ金銭的に消耗することはよくないし、『自己犠牲は美しい』という考えは、30過ぎたら通用しない。

黒「展覧会に掲示する写真を出力したものと、それに各々のサインはどうですか？」

飯「おお！！それはめちゃくちゃ良いですね！！！」

プロのメイクさんを入れて、カメラマンを入れて撮った写真ならば、スマホの自撮りとは比べ物にならないほど完成度の高い写真になるのは間違いなかった。それをサポートいただいたお返しとするのは、素敵なアイデアだ。

ただし、正直に言って悩みもあった。
『私のサインなんかを、お金を出してでも欲しいなんて思って貰えるんだろうか…』と。
私たちは新人プロであることを武器に企画を起こしている。希少性がないのである。
ただこの一連の話はこの企画を「応援してもらう」ことが目的だ。それとはまた別の話なのだろうか…そうやってうんうん悩んでいたところに天才デザイナー夏川プロが飛び出てきた。

夏「展覧会のチケットを、応援チェキ購入者にプレゼントするっていうのはどうですか？」

飯「チケット？」

夏「そうです。入場料は無料だけど、チェキ買って応援してくれた方に思い出になるようなチケットをプレゼントする。招待券みたいな」

飯「応援してくれた人に対する特典…！」

夏「撮影終わった直後から販売できるし、展覧会の宣伝にもなりますよね。カメラマンが撮ってくれた写真データをチェキに出力します。販売ページは7人分用意して、図柄はランダム。展覧会に来てくれたり、ゲスト先に持ってきてくれたらサインを書いてあげるってするとリアルイベントに繋がりますね」

飯「夏川さんの手間とか経費はどう？」

夏「チェキ1枚を仮に1500円で売ったとすると、500円くらいは雑費がかかります」

飯「1000円がカンパになるんだね」

まとめると、こうである。

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🌟応援チェキ発売概要🌟

販売価格
1500円(送料込み)

販売サイト

なつかわ屋 - Item list

※まだ商品ページは出来ていません。

詳細
参加プロごとに分けた合計7種類の商品ページが作られるので、ご希望の参加プロのページから購入をしていただく。
(複数枚購入の方は内容が被らないように対応します)

内容
・撮影写真のチェキ(サイン・コメント無し)
・6月の展示会招待券(デザイン未定)

＊＊＊

なんかすごくいい感じにまとめてくれた。
制作から発送まですべて一元管理してくれるという。天才と一緒に企画をやっていて良かった(´；ω；`)とてもありがたい…！
応援チェキは4月13日の撮影日以降なるはやで販売ページを作成する予定です。

私は私で何かできないかと考えを巡らせていたが、つい先日金本さんから「他にもnote書いてみませんか？」とお声がけいただき実現した1本目のnoteがこちらだった。

こちらは原稿料をいただけることになっておりますが、記事をたくさんの方が購入してくださらないと次が書けません…！
良い悪い等の感想もぜひお待ちしてます！皆様の生の声をお聞かせください！あとこんなnoteだったらお金出して読みたい！とかもあったらぜひご意見いただきたいです！

応援チェキと、noteの原稿料合わせて5万円が目標です！
足りない場合は私が埋めます(元よりそのつもり)もし想像以上に売り上げが伸びた場合はグッズを作ったり、本を作ったりもしたい！
応援よろしくお願いします！

文・　飯盛裕美子

p.s.
・チェキの写真は4/13に撮影した特別なもの
・チケットは記念品で買わなくても展覧会来れるよ〜