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第20回 オンラインAPD当事者交流会レポート

開催日:2022年3月6日

開催場所:オンライン(ZOOM)

主な内容:自己紹介、ブレイクアウトルームに分かれての交流会

参加人数:8(うち運営1名)

■自己紹介で出た話題
APDを知ったきっかけ(NHK,SNS,youtube等)
・騒音の多い環境で体調を崩して倒れたことから、専門家に調べてもらって聴覚に問題がある事が分かった
・「マンガでわかるAPD」を読んでAPDを知った
・難聴ではないかと病院にかかるが異常がなく、APDかもしれないと思っている

■その他、出た話題
・リーディングは問題ないが、日本語英語を問わずリスニングが苦手
・試験でのリスニングはイヤホンなら何とかなるが、スピーカーからのものは聞き取れない
・聞きながらメモを取っていると、文章が長くなるにつれてメモが追いつかなくなる
・教員だが、そういわれると「聞こえているのに指示等が聞き取れていない子供」が結構いる

■感想等
今回は学生の方の参加が多く(4人)、同時に教育関係の先生が参加して下さった事もありかなり発展的な話にもなりました。
試験や学校生活の中で、自分の特性を誰にどう伝えるか
全ての人に伝える必要はないので、知ってもらう事でメリットが得られる人、信頼できる人で一人でもいいので理解者を得る事が大切だというお話はとても共感できるものでした。

今後、さらにAPDのように目に見えなくても確かに困っている人がいるような症状がある人の存在を知ってもらうためには
教委や文科省にもっと当事者が声を上げて歎願する事が大切ではないか?
また教員の側も、そういう方がいる事を知って授業の進め方、発音や発声等の技術を向上させる事で障害当事者以外にも、全ての生徒にとって理解しやすい授業が出来るようになるかもしれない
といった話が出ました。

次回の開催日はちょっと未定なのですが、3/20(日)には専門家の先生をお招きしての講演会(オンライン)もあります
https://www.kokuchpro.com/event/b212b5b9ee3dac090e583afeae386ef6/
残席まだまだ余裕がありますので、興味を持って頂けた方はお気軽にご参加頂ければと思います。


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