【読書会】第24回レバレッジリーディング読書会(2020年11月その2)レポート
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【読書会】第24回レバレッジリーディング読書会(2020年11月その2)レポート

こんにちは!

11/28(土)の夜に、定例で行なっているオンライン読書会(レバレッジリーディング読書会)を開催いたしましたので、その内容をレポートしたいと思います!

参加者の読んだ本のリストもこのレポートの中で紹介しますので、もしよければご覧ください。


概要

この読書会は知識や知恵を得るための本をよく読んでいる方が集う、ボイスチャット形式のオンライン読書会です。 具体的には月に10冊以上の本を読むというのを一つの目安とし、コンセプトは「圧倒的な量のインプットとアウトプットができる読書会」!

読書会用のホームページも準備しているので、詳細が気になる方はそちらもご確認ください。

全体の流れとしては、まず順番に自己紹介を行い、その後に読書会のメインイベントとして①月間ベスト本の紹介と、②読んだ本リストを見ながらのQ&A形式のフリートークです。

今回の参加者は主催の私を含めて4人。事前に参加者の方から10月に読んだ本のリストを頂き、主催である私がそれを一つの表にまとめて参加者の方々に配布しました。実際の読書会ではそれを見ながらの進行になります。↓が実際に使ったリストです。

個人利用の範囲で閲覧・ダウンロードは自由にしていただいて問題ありませんが、二次使用・無断転載等はご遠慮願います。

【第24回】レバレッジリーディング読書会リスト.xlsx


ベスト本紹介

リスト内の黄色塗りのセルは各参加者の月間ベスト本です。ここでは、それぞれの本について簡単に説明します。

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ブループリント / シャルロッテ ケルナー (講談社)

こちらは、以前「プライベートバンカー 驚異の資産運用砲」を紹介していただいた方のベスト本。クローン人間が製造できるようになった近未来を描いたSF小説だとのことで、不治の病を患った天才ピアニストが生んだクローンの娘の視点で描かれる物語のようです。

母親のあとを継ぐという自らの役割を与えられたクローン人間の葛藤。自分の役割とは何なのか、それと自らの欲望はどのように折り合いをつけるのか、クローンだからこその葛藤を描くことで、今を生きる私たちの本質のようなものも見えてくるのかも知れません。SFの話はフリートークの時間でも話題になって盛り上がりました。

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Made by Hand - ポンコツDIYで自分を取り戻す / Mark Frauenfelder(オライリージャパン )

この本はわたくしKJが紹介した一冊です。オライリージャパンという主にプログラムの教法など、エンジニア向けの書籍で有名な出版社から出ている本。現代のものづくり「Makers Movement」を主導している「Make」というアメリカの雑誌の編集長が自ら体験したDIYについて書いたエッセイ的な内容です。

ほしいものはお金をだせば大抵は簡単に手に入る現代において、あえて自分自身で作ることの意義を教えられます。ギター作りから家庭農園、発酵食品づくりに養蜂・養鶏まで。Do It Yourselfの名のもとに、様々なことにトライして、失敗を繰り返しながらも自らの生活環境を変えていく様子は読み応えがあります。

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発達障害サバイバルガイド 「あたりまえ」がやれない僕らがどうにか生きていくコツ47 / 借金玉 (ダイヤモンド社)

この本は以前「狼と香辛料」を紹介していただいた方のベスト本です。発達障害を抱える著者が、その中で現代を生きていくための知恵を描いた一冊だとのこと。紹介いただいた方のお話だと、あらゆる人に幅広くヒントになるであろう知恵が書いてあるということでした。

ポイントは、いかに意志力に頼らずに行動できるようにするか、ということのようです。自分をある意味「操縦」するようなイメージをもつと良いとのこと。あまりにも多くの選択肢は人を疲弊させてしまうので、自分の行動を事前にプログラムするような感じですかね。「習慣」という視点からの話題でも盛り上がりました。

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失はれる物語 / 乙一(KADOKAWA )

こちらは以前「兎が二匹」を紹介いただいた方の紹介本となります。乙一さんというとミステリーやホラーの印象が強いですが、SF作家としての乙一という視点でも読める一冊だとのこと。もともと角川のライトノベルレーベルで出版されていた短編をまとめた短編集だとのこと。

8つの短編が入っているそうですが、ひとつのテーマや設定からひろげて人間関係の切なさを描くような作品が多かったということでした。ホラーの印象が強いせいか乙一さんを避けてしまっている方もいるかも知れませんが、そういった方でも読んでみると視点が広がるかも知れません。


Q&Aタイム

今回もこれまでと同様に、Q&Aタイムとして、リストを見ながら1人1回づつ他の参加者に自由に質問ができるという時間を設けました。この読書会では、話していない人もどんどんコメントしていい形式にしているので、ひとつの質問から話題が広がることがあってなかなか楽しいです。

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まず話題になったのが「人狼」ゲームについて。「人狼知能」という「人工知能」と「人狼」を結びつけた秀逸なタイトルの本についての話なりました。なんでも、人狼ゲームを行うAIのについての本なんだとか。言われてみれば非常に面白いアイデアで、エンジニア・プログラマーという視点から見ると、チャレンジングかつ興味深い分野だと思います。また、人狼についてはコミュニケーションゲーム・心理ゲームとして捉える見方からの話でもひとしきり盛り上がりました。

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あと、私が質問させていただいたのは「運動会と日本近代」という本について。このタイトルを見たときには、全体主義・軍国国家としての近代日本と運動会の関係を描いた本なのかな―と思いましたが、そればかりというわけでも無いようです。もともとは富国強兵の一環という意味もあって始められた運動会という行事が、ある種の民俗行事として地域社会に根付いていく過程なども書いてあるらしく、気になります。

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あと、すでに書いたとおり、今回はSFについての話題が多かったように思います。オルダス・ハクスリーの「すばらしい新世界」なんかについても話にもなりましたね。参加者の方から「SFは今とは違う世界観を示して、新たな問いを引きづりだす」というコメントがあり、それはまさにそのとおりだと思いました。テクノロジー的な制約で現代ではできないことが現実化したら、人間や社会はどうなるのか?そんなことを考えるのがSFの醍醐味であるように思います。


まとめ

今回は昨日行ったオンライン読書会のレポートを書きました。記事のなかでも何度書かいたとおり、SFの話が多かったのが印象的でしたね。特にフリートークタイムでは、単純な一問一答ではなく、じっくりと会話できたのが良かったと思いました。

12月の読書会としては12/12 (土)と12/26(土)の20:00~21:30に開催を予定しております。どちらの会もまだ残席には余裕があるので、ご興味のある方はぜひご検討ください!

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それでは、また!

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趣味は読書。noteでは読んだ本のまとめや読書会の参加・企画レポート、その他Linux関係やプログラミング、DIY関係なんかをゆるく書いていきたいと思います。割とかっちりしたコラムやエッセイはブログにて。