【読書会】第47回乱読の読書会(2021年11月)レポート
こんにちは!
11/27(土)の夜に、定例で行なっているオンライン読書会(乱読の読書会)を開催いたしましたので、その内容をレポートしたいと思います!参加者の読んだ本のリストもこのレポートの中で紹介しますので、もしよければご覧ください。
概要
この読書会は知識や知恵を得るための本をよく読んでいる方が集う、ボイスチャット形式のオンライン読書会です。 具体的には月に10冊以上の本を読むというのを一つの目安とし、コンセプトは「多様な本が行き交う場」!
全体の流れとしては、まず順番に自己紹介を行い、その後に読書会のメインイベントとして①月間ベスト本の紹介と、②読んだ本リストを見ながらのQ&A形式のフリートークです。
今回の参加者はオブザーバーの方含めて3人。事前に参加者の方から10月に読んだ本のリストを頂き、主催である私がそれを一つの表にまとめて参加者の方々に配布しました。実際の読書会ではそれを見ながらの進行になります。↓が実際に使ったリストです。
個人利用の範囲で閲覧・ダウンロードは自由にしていただいて問題ありませんが、二次使用・無断転載等はご遠慮願います。
ベスト本紹介
リスト内の黄色塗りのセルは各参加者の月間ベスト本です。ここでは、それぞれの本について簡単に説明します。
悩みどころと逃げどころ / ちきりん x 梅原大吾 (小学館)
こちらはわたくしKJが紹介させていただいた一冊です。今回は社会はブロガーのちきりん氏とプロゲーマーの梅原大吾の対談書を紹介しました。新書でサラッと読める一冊ではありますが、なかなか考えさせられる一冊で誰にでもおすすめできる本ですね。
エリート街道を生きてきたちきりん氏とゲームの世界で神的な存在の梅原大吾という異色の組み合わせという面白さもありますが、この二人が教育について対談するというのも面白いです。お互いに忖度なく話している分、意見の違いなんかもはっきりでているのが対談本として珍しいかもですね。
無(最高の状態)/ 鈴木祐(クロスメディア・パブリッシング)
この本は以前「The Curious Incident of the Dog in the Night-Time」を紹介頂いた方のベスト本です。なかなかベスト本の選出に悩んだとのことで、アイルランド小説の「ユリシーズ」とこの本を紹介していただきました。パレオの男として有名な鈴木さんの自意識についての本だとのこと。
自意識に対する疑いの眼差しを与える内容だそうです。うなずける部分もたくさんあるものの、全肯定して良いのかと言われると難しいというコメントが印象的でした。自分にとって異質な内容を知ることができる本というのもまた大切なのかも知れません。
Q&Aタイム
今回もこれまでと同様に、Q&Aタイムとして、リストを見ながら1人1回づつ他の参加者に自由に質問ができるという時間を設けました。この読書会では、話していない人もミュートの必要がなく、どんどんコメントしていい形式にしているので、ひとつの質問から話題が広がることがあってなかなか楽しいですね。
まず、オブザーバー参加の方の紹介で手書き文字についての話題で盛り上がりました。毛筆については小中学校の冬休みの宿題などである程度しっかりやった記憶がありますが、硬筆についてはあまり本格的にやる機会もなく、手書きの文字をきちんと学ぶ機会ってほとんどなかなったなぁと思いました。大人が一つ一つの文字をきれいにかけるようになるのは難しいようで、全体のバランスや筆運びを改善するなどがポイントのようです。
また、私からの質問でイスラムの本についての話を伺いました。上記の本はその方がイスラムに興味を持ったきっかけのハムダなおこさんという方の「アラブに自殺、イジメ、老後不安はない」という本です。なかなか衝撃的なタイトルではありますが、日本で暮らしているとなかなか触れることのないイスラムの考え方について知るきっかけになったそうです。共同体がしっかりしていたり、喜捨の考え方など、新たな視点を得る意味でも調べてみても面白いかも知れません。
その他、私事ではありますが、最近紙の本の自炊をしたのでそれについての話でも盛り上がりました。紙の本と電子書籍の扱いについてはそれぞれ意見はあるとは思いますが、そういった考え方の違いや使い分けなんかの話はやはり面白いですね。個人的には紙の本の良さは感じつつも、やはり持ち運びや家のスペースなんかを考えると電子書籍のほうが扱いやすいなぁと感じてしまいます。
そんなこんなであっという間の90分でした!
まとめ
今回は昨日行ったオンライン読書会のレポートを書きました。今回もいつもどおり幅広に話が展開されて非常に楽しい時間でした。今後の読書会の予定としては12/11(土)と12/25(土)の20:00~21:30となります。
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それでは、また!
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