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【読書会】第20回レバレッジリーディング読書会(2020年9月その2)レポート

こんにちは!

9/26(土)の夜に、定例で行なっているオンライン読書会(レバレッジリーディング読書会)を開催いたしましたので、その内容をレポートしたいと思います!

参加者の読んだ本のリストもこのレポートの中で紹介しますので、もしよければご覧ください。


概要

この読書会は知識や知恵を得るための本をよく読んでいる方が集う、ボイスチャット形式のオンライン読書会です。 具体的には月に10冊以上の本を読むというのを一つの目安とし、コンセプトは「圧倒的な量のインプットとアウトプットができる読書会」!

読書会用のホームページも準備しているので、詳細が気になる方はそちらもご確認ください。



全体の流れとしては、まず順番に自己紹介を行い、その後に読書会のメインイベントとして①月間ベスト本の紹介と、②読んだ本リストを見ながらのQ&A形式のフリートークです。

今回の参加者は、初参加の方も含めて3人。ここのところ、定員である5人で実施することが多かったので、少人数での開催は久しぶりです。少人数であるぶん多様性はどうしても限られてしまいますが、その分それぞれの本についてじっくり話せるというメリットがあるなと改めて思いました。この辺のトレードオフは難しいところですね。


読んだ本リスト

事前に参加者の方から8月に読んだ本のリストを頂き、主催である私がそれを一つの表にまとめて参加者の方々に配布しました。実際の読書会ではそれを見ながらの進行になります。↓が実際に使ったリストです(今回は直前でキャンセルされた方がいるので、リスト上は4人になっています)。

個人利用の範囲で閲覧・ダウンロードは自由にしていただいて問題ありませんが、二次使用・無断転載等はご遠慮願います。

【第20回】レバレッジリーディング読書会リスト.xlsx


ベスト本紹介

リスト内の黄色塗りのセルは各参加者の月間ベスト本です。ここでは、それぞれの本について簡単に説明します。


QRコードの奇跡

QRコードの奇跡 モノづくり集団の発想転換が革命を生んだ / 小川進(東洋経済新報社)

この本は、以前「測りすぎ -なぜパフォーマンス評価は失敗するのか-」を紹介いただいた方のベスト本です。今となってはだいぶ身近なところで使われる「QRコード」の開発裏話的な内容の本だとのこと。構成としては大きく二つに分かれており、前半が開発について、後半がその普及について書かれているようです。

「QRコード」自体は今や世界各地で使われている技術ではありますが、実は日本発の技術だそうです。なんでも、トヨタの電装部が伝票処理のために開発したのが発祥なんだとか。身近にありながら、あまり詳しく考えたことがなかったので、なかなか読み応えのありそうな一冊です。


科学文明のつくりかた

この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた / ルイス・ダートネル(河出書房新社)

これわたくしKJが紹介させていただいた一冊です。9月前半の会では「ヒトの目、驚異の進化」を紹介したのですが、今回は別の本ということでこの本を推させていただきました。タイトルの通り、今の文明が崩壊して「世紀末」的な世界が訪れた時、どのように科学文明を発展させていくかを大真面目に考察している本です。

考察している分野が多岐に渡っているのが特徴だと思います。食料(農業)から材料、電気やコミュニケーション、位置や時間を知る方法など、非常に多面的に解説をしています。サバイバル術としてはもちろん、自分の生活がいかに文明に依存しているのかを考えさせられる一冊でした。


12階から飛び降りて

12階から飛び降りて一度死んだ私が伝えたいこと / モカ・高野真吾(光文社)

こちらは、今回初参加の方に紹介いただいた方のベスト本。内容としてはモカさんという方の波乱万丈な半生を描いた自伝的な一冊だとのこと。紹介者の方は、どんどん続きが気になってしまって一気読みしてしまったそうです。気になりますね。

モカさんという方は性同一性障害を抱えていたり、躁鬱病的な疾患を抱えていたりしたこともあり、非常に厳しい人生を歩んできた方のようでした。紹介者の方はその中でも自分の信じた道を進む強い行動力には心打たれたとおっしゃっていましたし、そのようなつらさを抱えている方だからこそ伝えられるものもあるのかも知れません。


Q&Aタイム

今回もこれまでと同様に、Q&Aタイムとして、リストを見ながら1人1回づつ他の参加者に自由に質問ができるという時間を設けました。今回は人数が少なめだったこともありいつもよりもだいぶ余裕をもって話すことができたと思います。話題になったことについて、個人的に印象に残っていることを中心にお伝えしたいと思います。

キムジヨン

まずは、質問タイムではじめに話題になったのが、韓国小説の「82年生まれ、キム・ジヨン」。本屋などでも平積みされていることも多く、表紙を見たことがある方も多いと思います。僕自身もかなり気になっていた本だったので、この機会に話を聞けてよかったです。内容としては、韓国の女性が生きていく中で感じた男女差別的なことについて描いたものであるとのこと。この本を読んだ方は、なかなか自分では体験したり意識したりすることが難しいだけに、読んでよかったとおっしゃっていました。日本も男女差別がなくなっているとは言い難い状況ということもあり、男女問わずにおすすめできる本だとのことです。

昭和史

こちらはわたしが質問させて頂いた「昭和史」という本です。この本は結構前から気になっていたので、読んだ方に内容を聞いてみました。この「昭和史」という本は終戦までと戦争以降の二冊に分かれているらしく、今回読んだのは終戦までのほうだとおっしゃっていました。内容としては、戦争も含めた昭和の時代について表側の歴史のまとめとともに、関係者のインタビューに基づく裏話的なものがまとまっているとのこと。この本の最後には、筆者なりの太平洋戦争での教訓のようなものが書いてあるらしく、そこは耳がいたいと感じてしまったそうです。これも気になりますね.

方丈記

最後に、私が質問を受けた本として「方丈記」が話題にあがりました。あまり深い理由があったわけではないのですが、もともとちょっと気になっていてKindle Unlimitedのサブスクリプションで配信されていたので読んだ感じですね。日本の三大随筆の一角に数えられる一冊(他の二冊は清少納言の「枕草子」と兼好法師の「徒然草」)で、移ろいゆく世の中やその中で執着を持つことの虚しさという物を描いた一冊です。この光文社の新訳では、現代語訳→原文→解説のような流れとなっていましたが、個人的にはやはり現代語訳よりも原文が雰囲気がでているなぁと思いました。筆者の鴨長明はもともと詩で有名な方だということもあり、内容はもとより、文章のリズムや語感のようなものも含めて優れた随筆なのだと思いました。

そうこうしているうちに9時半になったので、読書会は終了。もともとこの読書会では参加者の方々同士がお互いに意見やコメントを交わし合うことが比較的活発にされていると感じていますが、今回は人数が少ないこともあって、いつもよりそれが顕著だったかなと思います。大人数でやると色々な本の話が聞けるという意味で楽しいですが、少ないときは少ないなりの楽しさがあるなぁと感じた読書会でした。


まとめ

今回は先日行ったオンライン読書会のレポートを書きました。

10月の読書会は10/3(土)と10/24(土)の20:00~21:30を予定しており、募集もすでに始めています。10/3は一週間後になりますが、まだ人数の余裕はあるのでもし興味のある方はぜひこの機会にご参加いただければと思います(月10冊制限のないオブザーバー参加も可能です。詳細はHPや読書メーターのイベントページをご覧ください。)

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それでは、また!

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趣味は読書。noteでは読んだ本のまとめや読書会の参加・企画レポート、その他Linux関係やプログラミング、DIY関係なんかをゆるく書いていきたいと思います。割とかっちりしたコラムやエッセイはブログにて。