昭和のgifted - 26 私の言語認識の方法
前回のお話しはこちら
ギフテッドと一口にいっても、自称な人とか怪しい人とか似てるけど違う人とかいろんなパターンがあるが、もし万が一ギフテッドだったとしても、ギフテッドも人なので得意分野は異なる。
私は「学習」に向いてない。習うより慣れろ、考えるな感じろタイプなので、厳密にいうと学習に向いていないというより必要性にかられないと習得できないタイプだ。
以前「私もギフテッドですよー!」と話していた女の子が知識の吸収に資格勉強をよくするというタイプがいてやたらめったら資格を持っているらしかった。
普通にすごいなって思った。
私にとって資格とか認定試験のための勉強って暗記がメインな気がして全然頭に入ってこない。
ただ、ストーリーやロジック、理屈や概念が理解できると驚くほどスッと入ってくる。
なので「英語苦手じゃないはずだけど英語できないんだよな〜」とずっと思っていたけど、いろんなnoteを読んで案外私の「苦手じゃないけど苦手」は正しかった気がしたのだ。
例えば🍎を見てどう思うか
普通の人は
🍎=りんご
おそらく英語のできる人は
🍎=りんご=apple(🍎をみて一旦「りんご」として認識した上で知識として「りんご」を「apple」に変換という流れ)
私の場合
🍎=りんごでかつapple(🍎をみたときに「りんご」という概念と「apple」という概念が並列て認識されている)
こういう感じで物体を表現する符号としての単語をそういうものとして認識できてれば並列ででてくる。
なので英語は読める、と思ってる。
だけど私の英語の読み方って特殊な気がしてきた。
冗談抜きにルー語状態で認識してる。
例えばなんですが
この白雪姫の冒頭の英文、普通の人なら文法に倣って訳していくんだろうけど
One day =ある日
a pretty girl =かわいい少女
was born =生まれた
white like snow.=雪のように白い
一旦ここまで訳してから
ある日雪のように白いかわいい少女が生まれた
まで書き直してなるほど理解、ってなるんだと思うけど私の場合こうなる。
One day に pretty girl が born して white like snow.だったってことね!OK理解!
こんなノリで理解してるから意訳とか超訳はめちゃくちゃ得意だけど翻訳は苦手なんだ。
まぁこれってギフテッドだからのスキルじゃなくてバイリンガルとか以上の人はみんなこんな感じなのかもしれないけど。
単純に言語は使っていないと忘れる。日本語ですら関わりのない業界の専門用語だとあれなんだったっけーってなるし、必要にかられたら最初は時間かかるだろうけど多言語話すのってそんな難しくないだろうなーとは思ってる。
イタリアンのレストランで働いてたとき、シェフがイタリア帰りでキッチンとの会話をイタリアン語でやろうといいだしたとき一番早く覚えたのは私だった。
シェフが教えてくれたからキッチンとのやりとりくらいのイタリアン語はその当時は覚えてたし話してた。
まぁ「オーダーお願いします」とか「ありがとうございます」「次お願いします」とかそんな程度のものだったけど。
それでふと思い出したのは私は小学生の頃、漢和辞典を読むのが好きだった。漢字の成り立ちや象形文字からの変遷とか知るの大好きだったし、中二病にありがちな難用漢字とかもめちゃくちゃ覚えていた(もうほとんど忘れちゃってるけど)、
この文字表現に至るにあったその背景とかを知るのは大好きだったし、和歌とか俳句とか古文とかも大好きだった。
そのまま読んでなんとなく意味が理解できたから。
多分英語が苦手と思わないのも「un」がついたら「できない系」で「able」がついたら「できる圭」とかのニュアンスを感覚で飲み込めているからだろう。
おかげさまで外資系の企業の案件もらってもそんな無理なくこなせてたから良かった。
資料とかが全部英語でも「今の時代はネット翻訳もあるし便利なく世の中〜」って思ったこともあったけど下手に翻訳かけるよりそのまま読んでわからない単語だけ調べたら方が早かった。
ギフテッドは情報を受け取ってる量がそもそも多いみたいなことってこういう認知機能が働いてるからなのかな?と思って書いてみました。
あと私は日本語が大好きだ。
英語で表現できない情景描写が細やかに用意されていて、そうした言葉はもはや辞書をひかないとわからない人が増えてるのかもしれないけれど「ひらひら」とか「はらはら」とかその単語だけで情景表現できる日本語はとても美しい。
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