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昭和のgifted - 40 私の独創性を振り返る③ 編み物編

前回のお話しはこちら

編み物も祖母に習って小さい頃からやっていた。

高校の一学期の授業で編みぐるみをひとつ作るってなったとき早すぎて3つくらい作ってた。

誰にかわからないけど休み時間にプレゼント用のマフラーを編んでいたクラスメイトがいて、失敗するたびに私のところへきたので直してあげていた。

ちょうどその頃ファッション誌の読者作品コンテストで手編みのカーディガンで応募してみたんだけど、大賞とかではなかったものの何か賞もらったな。
服飾の専門学校生の応募がほとんどの中でただの高校生の作品が誌面に載ったんだからそこそこやったんじゃないかな。

学生の頃は編み物も最後の仕上げが苦手だったけど、なんやかんややってたらものによっては2週間くらいでセーターも作れるようになった。

ここ数年は編み物やりたすぎて、でも手触りの良い毛糸は高いので何か良い方法はないかな〜と探していたところ、ブランド物のニットに使われる機械編み用毛糸の端材がフリマアプリで販売されてるのを発見した。

カシミアやメリノウールなんかが安価で手に入る!
ただし手編みで編むには細すぎるので、手編みができる太さになるまで系巻き機で糸繰をする。
時にはブレンドしてオリジナルの毛糸を作る。
材料費のコストカットができたらセミオーダーで販売するぞってなっても価格下げれるし、なんといっても今話題のSDGs商品と言い張れるしな。

習得が早い上に経験も積んでしまったのでより難易度の高いことがやりたくなり、最近では夏物のレース編みもやり始めた。

手編みの夏服

もうね、編み物に関しては編み図いらない。適当にノートに数字書きながらぐるぐる編むだけでもこれくらいのものは作れるし、Excel方眼紙でドット絵で柄も作れる。

で、楽しくなっちゃって、工業用毛糸買いすぎて、さすがにちょっとやりすぎたかなって思ったのでより迅速にセーターを編めるように2年くらい前に家庭用編み機と機織り機を導入して「とりあえず」で買ってた冬服をほぼ全部お手製のものに置き換えた。

その頃はちょうど躁にギアが入ってたので丁寧な暮らしを夢見たのだ。

新しい玩具を手に入れた私はネタでニットデザイナーも名乗り出していたのでなんか商品開発でもするかな〜と思ってたまに手編みのセクシーニットを編んでいる。

フェティッシュイベントなどに出たいお嬢様方に人気だ。頼まれたら作る程度しかしてないけど。

多分本気出したらECショップで販売してちょっとお小遣い稼ぐくらいはできるだろけと本業と写真撮ってる方がお金になるからなかなか腰があがらない。

誰か私を煽ててやる気出させて代わりにECショップ作って。できればグローバルの方がウケると思うからプラットフォームはshopfyで。

またはセクシーニット事業化したい人いたら声かけて。

作ってる時は楽しいし、形にするまでの創意工夫は楽しいんだけど、喜んでくれる誰かの顔が想像できないとそこから後は単なる作業になっちゃうんだよな。

あと、大抵の人が「これ絶対売れるよ!!」って口を揃えて言ってはくれるけど「私これ買いたい!!」ってなかなか言ってくれない。解せない。本当に売れると思うのであればまず買ってアンバサダーになってから言って。

セクシーニットじゃない「いいこと思いついた〜!」でできたマフラーをTwitterにのせたところ3万いいねのバズを叩き出した。その時は「3万までなら出せるから買いたい!」といってくれる人が現れたので私のマフラーは以降そのお値段で販売すると決めた。

編み物は洋裁みたいにラインがくっきりしなくてすさむのでそこそこ適当でもなんとかなる。

ただの四角いモチーフをつなくだけでも身体にフィットするものが作れるからお勧めだ。

これが独創性に当てはまるかはわからないが最後にハンバーガー好きの友達が喜ぶかも!と思って作った「巻けばハンバーガーになるスヌード」紹介して今日のところはこたの辺で。にしようとおと思う。

これが「巻いたらハンバーガーになる」スヌードだよ〜!

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